TRONが燃えている
NTT Docomoの端末もTRON中心になっていく。DocomoのLinux採用は何故大事件か?と合わせて読もう。5年前を思い出すと、ここまでTRONシフトが起こってきたことに感慨を覚える。
TRON協会のページに行っても書かれていることだが、NHKのプロジェクトXで取り上げられたことによる広報効果はかなり大きかったようだ。実際業界でのTRON人材求人はぐっと増えてきたらしい。
個人的にも、パソコン用TRONパッケージ、1B/3Vからのつきあいで、その後「BRight/V」「超漢字」とバージョンアップし、現在は「超漢字4」まで成長してきたことが大変嬉しい。何しろ世界中の文字を自由に扱えるOSだ。文系の人間にとっては最高の道具である。ホント、超漢字が存在する時代に卒論書いてる学生は、10年前とは別世界にいるんだよ。
ソフトウェア開発という職業については、どんどん家電製品などの組み込み需要が増えていくだろうけれど、その中心がTRONになる確実性がさらにアップしたと思われる。願わくば、いわゆるデスクトップ環境(近未来はどういう姿か分からないが・・・)へも展開を進め、「外字の必要がないオープンな文書作成環境」がアジアから世界へと広がることを大いに期待したい。
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