ソニーはもうCDを出さない積もりらしい
Feelin' Groovy!さんで日本のアーティストによるニューウェイヴ・トリビュート盤の情報を知る。発売前にCCCDになることが決定したらしい。
情報を追ってUK NEW WAVE 2004___Supervisor's DIARYへ行く。1月14日の日記に、CCCDとなることの経緯が記されている。ここに書かれた情報からすると、ソニーグループは、今後国内アーティストのCD出すのを止めたらしい。レコードを出さないレコード会社って何者なんだろう?
CCCDは、名称にこそコピー・コントロール・CDと「CD」という言葉が含まれているが、そもそもCD規格に沿わないディスクなので、CDではない。ただ肉眼で見るとCDそっくりに見えるだけの話だ。よって私は、「今後ソニーは邦楽CDを発売するのを止めた」と書いた。
気の毒なのはアーティストである。もちろん、企画・制作を担当するスタッフも。
きっとこういう論外なレコード会社を、音楽家とリスナーが捨てる以外に道はないのだろう。
「それしかないんだから買う」という方もおられよう。CCCDを掛けるためにはCDプレーヤーの5台や10台壊して使い捨てにしても構わない、という方もおられよう。ただ私はそうではない。
内容が優れているなら、10年くらいの内には、きちんとした記録媒体に収められて発売されるだろう。そうならないなら、その程度のものだった、と想像するしかない。
CD発売情報は常にチェックしているが、CCCDしかないのなら、それはまだCDが出ていない状態である。よって私にとっては存在しないものとなる。まあいまでも買いたい物は山ほどあるからちょうどいいのかも知れないな。
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