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2004.02.02

手持ちのCDをMP3に変換してくれる有料サービス

手持ちのCDをMP3に変換してくれる有料サービスが登場(hot wired)はなかなか興味深い。高速マシンが手元になかった数年前からこつこつデジタル化を進めてきた私には、その手間が十分理解できる。

ところで、記事に登場する方は、ずっとデジタル音楽を聴き続けているようだ。しかしやってみると分かるが、CDですら長時間聴き続けると疲れると言われているのに、MP3での疲れ方はその上を行く。デジタル化した音楽は、検索して曲を思い出すにはこの上なく便利だが、鑑賞用とするにはまだ技術的に未成熟である。LPの再生環境がある方は、ぜひ長時間の聞き比べをしてみるといい。LPを聴いていると体が休まる。CDだと耳と頭が疲れる。

ところで、音楽ファイルを圧縮するという技術は、ストレージ節約のためのものだ。ではそもそもCD1000枚の容量は?
1枚700MBとして、700Gで足りてしまうのだ。可逆圧縮のMonley's AudioやFLACを使えば、400Gくらいで足りる。
300Gのハードディスクが25000円で買えることを考えると、既にそれほど大したコストではないと言える。

CDを1000枚以上持っている人だってもちろんいるわけだが、1000枚以下の人の方が圧倒的多数だろう。
ということは、300Gのディスク1コでほとんどの人は自分が所有するCDを全て同音質でディスクに収めることが出来るのだ。
ただし、携帯プレーヤーに入れるなら問題は別である。

もうすぐ、圧縮音楽とは携帯するための技術である、という位置づけになるだろう。
そして家庭では無圧縮もしくは可逆圧縮フォーマットでライブラリを構築するようになるだろう。
それはCDと同音質のコレクションとなる。

SACDやDVD-AUDIOになると、再び容量問題が浮上する。
またアナログソースから、24bit 192KHzなどの高音質デジタル化を進めている人にとってもやはり容量問題が目の前にある。

ストレージがあと2世代くらい進んだ時、その頃になると音楽とのつきあい方は今とは相当違ったものになるだろうという予感がする。

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