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2004.04.19

知的財産推進計画の見直しに関する意見募集

The Trembling of a Leafさん経由で、知的財産推進計画の見直しに関する意見募集が始まったことを知りました。

募集期間は平成16年4月16日(金)~平成16年5月7日(金)午後5時まで。

年末の、著作権改正に関するパブリックコメント出しそびれた方は、ぜひGWの半日でも割いて原稿書いてみるというのはどうでしょうか。

第6回知的財産戦略本部議事録(2003.12.17) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/dai6/06gijiroku.html

お代官様、あんまりだ。(benli-blog・2004.1.6)
http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2004/01/post.html

中山先生の懊悩(The Trembling of a Leaf・2004.1.7)
http://blog.melma.com/00089025/20040107011524

文化庁から関連業界への要請で組織票が実現ざれたという、前回のパブリックコメントみたいなことを起こさせないためにも・・・・。

今回の輸入権や貸与権など、大きな問題を含みながら、表面的に本質から目をそらさせるような趣旨説明を繰り返している法律案も、根っこはこの知的財産推進計画にあるようです。実はこれって、出版・音楽といったメディアの衰退を狙った戦略なのでは、とでも思いたくなります。

なぜなら、もし今回のような法案が通れば、まず安価に本を読むこと(レンタル、図書館など)の機会が奪われます。かといってその分売上が増えるわけもないので、出版社の不況はさらに進むでしょう。結果、ますます少部数出版は難しくなり、内容の薄い、部数の稼げる本だけになります。

コミック業界の利益は短期的には確保されるのかも知れません。
しかし思うに、子供の頃からマンガだけを読んで育ったら、きっと漫画家にはなれないでしょう。活字文化、出版文化全体が衰退する中で、マンガだけが生き残ることは考えられません。

音楽についてもしかり。誰でも知ってるヒット曲が沢山生まれる、といえば聞こえはいいですが、要するに少数派の圧殺が起こるでしょう。それから音楽ファン層自体が縮小し、特に若年層においては音楽的素養を育む機会が縮小されるでしょう。

つまりは、長期的視野で見た時には、計画的な愚民化政策なのではないか、とも思うのです。
アメリカはこうした政策においては世界一の先進国ですが、どうもその路線に追従したい方たちがいるのかも知れませんね。

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