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2004.04.08

「Vinyl Junkies」読了

レコードコレクターズ誌で紹介されていたVinyl Junkies: Adventures in Record Collecting読了。やー、面白かったなあ。

書名通りに、この本はCDではなくレコードに取り付かれた人々の物語である。著者は実際に様々なコレクターに会い、話しを聞き、彼らの生活やコレクションを紹介していく。ただし、この本は「いろいろな人のコレクション自慢」の本では全くない。レコード芸術誌の「あなたのコレクション拝見」のようなものを予想してはいけない。

大量のビニール盤を集め続ける人生とはどういうものか? コレクターとは一体何をどう集めている人のことなのか? 紹介される、それぞれに異なるタイプのコレクターの物語は、行き着くところ自分自身の生き方を問い返してくる。

私自身は、この中に登場する人々の足下にも及ばない、軟弱なコレクターだが、一部に共通項もあるのは明らかだった。そんなこともあり、読んでいる間は熱中できる楽しさだった。

ちなみに、最初の章では60年代サイケ、ガレージのコレクターが登場する。著者に何枚かのレコードを、最高の再生装置で聴かせていき、十分準備が出来たところで取り出されるのが、マーキュリー・リヴィング・プレゼンスシリーズのオリジナル盤で、コイツは凄いぜ!と言って掛かるのがプロコフィエフの「スキタイ組曲」だったりする。

とにかく個人的にはとても楽しめた1冊だった。

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