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2004.05.11

Winny開発者逮捕記事の誘導的文言

昨日発生した、Winny開発者逮捕の件だが、本日になっても当局よりの報道姿勢が新聞には見られる。
例えば次の記事。

掲示板に「著作物課金制度古い」…ウィニー開発者(読売新聞)

金子容疑者がインターネット上の掲示板に「今の著作物に対する課金システムは古い。ユーザーはクリエイターに直接、金を払うべきであってCD業者などへの中間マージンは無くてもいいはず」などと書き込んでいることが11日、わかった。

 金子容疑者はウィニーの開発を2002年4月に掲示板「2ちゃんねる」で宣言。同年10月、「デジタルデータに関してはこれからの時代、流通コストが限りなくゼロになっていく」「クリエイターに直接お金が支払われるなら、ソフトはコピーフリーで構わない」などと書き込んでいた。

この「などと」の使い方が気になります。通常、「~などと発言している」という言い回しは、発言内容をどちらかといえば非難する場合、または馬鹿にしているような場合に使うものです。もちろん、まったく中立な言い方としても成立はしますが、マイナスの響きになる可能性も高い言い方だと思います。

しかし、上記に挙げられている発言内容は、どう読んでみてもネットワーク技術の進歩とデジタルコンテンツ流通に関する見解であり、こうした議論は多くの人々に共有されているものだと思われます。つまり、全く犯罪行為に対する意図などこめられていない、普通の意見ではないでしょうか。

こうした新聞記事での扱いを見ると、どうしても無理矢理有罪に持ち込みたい、またはこうした行為は法に触れると思いこませたい、という意図を感じずにはいられません。

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