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2004.10.17

役人の嫌がらせにめげず、パブリックコメントを出しましょう

文化庁は、著作権法改正に関するパブリックコメントの募集を始めました。

著作権法改正要望事項に対する意見募集についてです。期間は10月8日からは10月21日(木)までです。

ざっと見ていただければ分かりますが、一般消費者・社会人に対する嫌がらせのような募集要項です。

●募集期間が2週間と大変短い!
つまり、一般の人にとっては、ギリギリで週末2回の間に書く必要があるわけです。
●そもそも、提出前に目を通すべき資料が膨大
今回のパブリックコメントは、先だって業界から上がってきた修正要望をベースに、さらに一般からの意見を募集するものです。
●提出方法が面倒
今回のパブリックコメントは、著作権法のさまざまな部分に対して意見を募集しています。そのため、提出する意見も「どの部分に関する意見なのか?」によって、タイトルの付け方までを規定した募集要項となっています。

要するに、「多くの資料に目を通した上、かなり煩雑な提出規定を守って、かつ告知から2週間以内に提出せよ」と言ってるんですね。

頭に来るでしょう? でも恐らくはそれが狙いなんです。
間違った要求をしているわけではないし、最初から意見を整理しておけばまとめるのも楽だし、単なる文句やわがままを排除するにはちょうどいい、など、役人側に立てば大義名分は十分にあると言えるでしょう。つまり、役人として、ある意味伝統的な庶民いじめをしているだけです。だから、決して「面倒くさ~い! こんなの書いてられっかよ!」と切れてはいけないのです。

まずは、関連資料と呼ばれている、「(資料2-2)・関係団体からの著作権法改正要望について(提出団体及び個票)」を片っ端からダウンロードしましょう。全てPDFファイルです。

そして、面倒でも全てをプリントアウトしましょう。ページ数は多いのですが、それほど小さな文字でもないので、A4用紙1枚に2ページ印刷&両面印刷にすれば紙が大分節約できます。というか、そのくらいにしないと家庭内では邪魔でしょうがない分量です。

そして目を通して見て下さい。
本当に、「業界の要望がまかり間違って通ってしまったら、とてつもなく酷い状態になっちゃうぞ、こりゃ!!!」って意見を沢山見つけることが出来るでしょう。

「こんなことになってもらっちゃ困る!!!」という部分から、順番にコメントを書いて順次送付しましょう。平日締め切りですし、送り損なう危険がありますものね。

謎工さんが、このパブリックコメントのために立ち上げたポータルサイトもぜひご参照下さい。
著作権法改正要望のパブリックコメントを提出する

このパブリックコメントは、今年の春、レコード輸入権・書籍貸与権を巡って多くの消費者が反対の声を上げた、あの戦いの後半戦です。お役人サイドとしては、「ちゃんと一般の意見も募集しました」と言い張れるアリバイ作りの大チャンスなのです。

嫌がらせに負けず、少しでも一人一人の声を届けましょう。

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