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6 posts from January 2005

2005.01.28

祝!「薬師アルジャン」コミックス発売決定

やった!!! めでたい!!!
このblogでも何度か登場させたことのある、漫画家山下友美さんの久々の単行本が出ることになったというニュースが!

「薬師アルジャン」コミックス発売決定のお知らせです。 (NUT TO YOU! : 山下友美blog)

最近本当にコミックス化のハードルは高くなってしまっているらしく、大手では2万部以下の部数しか見込めない作品はコミックス化しない方針に・・・という話が休刊直前の噂の真相に載ってました。

しかし、そうやって作品数を絞れば絞るほど裾野は狭くなっていって、出版業界の首を絞めるのではないか、とも思うのですが・・・。雑誌がそもそも売れていないのは、単行本になってから読むファンが多いということでもあるはずなのになあ。雑誌掲載のみで終わる作品が増えていけば、ファンにとっては作品に触れる機会が減るし、作家さんにとっては収入が伸びないしと負のスパイラルなのでは? マンガ読者層がずっとスライドし続けて、中年層もかなりの市場のハズだと思うのですが、この層は雑誌まではなかなか買わないでしょ?

これをきっかけに、復刊ドットコムでもずっと膠着している復刊要望・単行本化要望が動き始めることを期待したいところですね。

私と同じく、「やったあ! 山下友美って、実は結構好きだったんだ!」という方がいらっしゃったら、ぜひ下記のファンサイトもご覧下さい。

漫画家・山下友美ファンサイト
All Works of Tomomi Yahashita

漫画家・山下友美ファンサイト「All Works of Tomomi Yamashita」ブログ版
All Works of Tomomi Yamashita ブログ版

あ、単行本化と言えば、2月23日に 滝沢麻耶著「リンガフランカ」(講談社 アフタヌーンコミックス)というのが出ますが、個人的にはこれもオススメ。5話連載で一端完結してますが、連載終了後、なかなか好評だったようで、無事単行本化が決まったようです。

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2005.01.22

笑わせてくれたSPAM

SPAMって言葉がありますよね? インターネット関係で使われた時にはいわゆる「迷惑メール」の類だと思って頂ければおおよそ間違いはありません。

メールアドレスをHPに掲示していたり、掲示板書込の際に記入すると、そこから拾われたりしてびっくりするくらいいろいろなSPAMが来ます。同じメールアドレスを長期間使っていたりすると、それはもう量もかなりになります。ちなみに、私が最も長期間使い続けているアドレスでは、1日に2~300通メールが来ますが、85%くらいはSPAMです。

H系のメールというのも性懲りもなくいくらでも来るのですが、今日来たSPAMの中に1通、新鮮なのがありました!
私もまだ見たことが無かったパターンです。
面白かったので紹介します。

Date: Sat, 22 Jan 2005 15:44:57 +0900 (KST) From:県立白姫女子校保険室 To:xxxxxx@xxx.xxx.xxx  Subject:白姫女子校保健室からのおしらせ

この前の妊娠検査について
県立白姫女子高校保健室からのお知らせです。

間違って受け取った方は、
お手数ですが、破棄してください。
お詫び致します。

該当する人は
下記リンクより入ってお知らせを確認して下さい。
http://うんたらかんたら/

なんだこりゃあ~~~(笑)。どういう発想なんだ~~(笑)。新鮮だな。
こうしたSPAMの目的は、とにかく特定のURLをクリックしてもらうことだから、どんなに内容が興味深くとも決してクリックしてはいけないのですが、しかしこれ、クリックしちゃう人いるのかなあ?(笑) ちょっと突拍子もなさ過ぎという気がしなくもないんですが。

2004.03.24にSPAM退治にMailWasherを試してみるというのを書いてそれっきりだったのですが、せっかくなのでその後のSPAM対策のお話もしておきましょう。

結論から言いますと、MailWasherは全く意味がありませんでした(笑)。SPAMは減らないし、メール受信に掛かる手間と時間が2倍になっちゃっいまして。しばらく試してやめました。

以降決定版と言えるようなものがなかなか見つからなかったのですが、しばらく前に優れたプログラムを知りました。

Popfile
http://popfile.sourceforge.net/cgi-bin/wiki.pl?JP_POPFileDocumentationProject
これは、一種のProxyとして働くフィルタリングソフトです。つまり、自分が使っているメーラーはPopfileにアクセスして、Popfileがメールサーバーにアクセスしてメールを取ってきます。そしてメーラーに渡す前に、例えば「[SPAM]」といった文字列を題名に付け足したり出来ます。あとはメーラーの振り分け機能を使ってまとめてポイ!、です。

どのメールがSPAMなのかを見分けるのに、Popfileはベイジアンフィルタという技術を使っています。普通に使う分には、最初にちょっと教えてやると、あとはどんどん学習して結構賢く見分けてくれるもの、と思っていれば済みます。

このソフトの良いところは、自分が使うメールソフトが何であっても大抵対応できるところです。Mozillaプロジェクトからも、SPAMフィルタ付きのメーラーThunderbirdといった優れたソフトがリリースされていますが、メーラーの乗り換えってそれなりに手間も掛かりますしね。

というわけで、ここ数ヶ月はずっとPopfileのお世話になっています。初回受信時だけは何もしてくれませんが、20通位ずつ受信しながらSPAM振り分けメールを教え込んでいけば、すぐに使いものになるレベルに向上していきます。

山のようなSPAMに悩んでおられる方は是非お試し下さい。perlで書かれているので、WindowsでもMacOS XでもUNIXでも使えます。

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2005.01.20

山内規子:「霊感動物探偵社」無事完結

2005年1月19日発売のサクラミステリ2月号にて、山内規子の「霊感動物探偵社」シリーズが無事最終回を迎えました。結局全6話にて完結したわけですが、近年の作品としては、ようやく中編と呼べる長さですし、伏線も展開もいろいろあって、とても充実した1作になったと思います。

あおば出版ホームページ

しかし、上記あおば出版HPは、リニューアル後非常に見にくくなってしまいました。
ブラウザのサイズ変更させられるし、ページ内の一部がフレームになっていてスクロールしたりで、妙に一覧性を欠いた作りに変わってしまいました。

さー、また単行本未収録作品が増えたことですし、あおば出版にも「単行本出せ~!」というお手紙を書きましょうか(笑)。

単行本化といえば、山下友美作品も切実に単行本化して欲しいんですけれどね。こちらも「薬師アルジャン」はなかなか快調にプリンセスGOLDで連載中です。復刊ドットコムの山下友美特集ページを見て頂ければ分かりますが、復刊要望は相当累積していますが、まだ復刊もしくは単行本化に辿り着かないんですよね・・・。「ひみつのゴードン博士」とか大傑作なんですけどね~。もったいないなあ~。やっぱり雑誌の編集部にファンレター出すとか、読者アンケートにマメに応えるとかしたほうがいいんでしょうか。

こうして、欲しくても買えない本のことで長年やきもきしている身としては、貸与権を振り回してなんとかあちこちから利益をかすめ取ろうとしているようにしか見えない人気作家の発言などを目にすると、ついカチンと来てしまいますね~(笑)。

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2005.01.19

コレクターシップ

書かれたのは10年前の本ですが、最近改題されて文庫が出ました。

おたくの本懐―「集める」ことの叡智と冒険 ちくま文庫 長山 靖生 (著)

ちょっと「おたくの本懐」では内容を偏って予想してしまうと思います。ここはやはり原題の「コレクターシップ」の方がぴったりです。

「ものを集めるとはどういうことか?」
「コレクターとしてどうあるべきか?」
をテーマに、さまざまなものを集めまくった人の話を紹介しながら、
「ものを集めることが叡智に繋がる」ことを説いていきます。

多分、この私のblogをご覧いただけているような方ならば、絶対に面白いし、得るところが多いと予想されます。
まだ平積み状態の新刊なので、ぜひご一読をお勧めします。

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2005.01.07

blogはいつまで読まれるだろうか

学力2極化、63%が実感 親の経済力も影響 現場教員アンケート (東京新聞)という記事を見つける。これと斎藤貴男の著書「機会不平等」や「国家に隷従せず」などの本とを並べてみると、かなり恐ろしい近未来が想像されてきます。

”ゆとり教育”という美名の下に進められてきたのは、実際には「できない子は放置」しておいて、「できる子にだけ資源を費やす」2極分化の政策である、というのが斎藤貴男さんが繰り返し主張されてきたことですが、悲しくも現実の世界は、政策立案者の思惑通りに進んでいるらしいことが分かります。

これがさらに進むとどうなるかというと、美しくもおぞましい、単一価値観集団のみによる国の運営になるのでしょうね。なぜなら、読み書きレベルが低下した若者が増えていけば、当然書籍レベルの情報などは咀嚼することが難しくなってきます。新聞レベルでも読む習慣が身に付かないと思われます。そうなるとせいぜいが”わかりやすい”レベルに加工されたワイドショー化したTVあたりが唯一の情報ソースになってしまって、大衆操作が極めて簡単、ってことになってしまうのではないかと思われます。まあ今の新聞ニュースはすでに裏を読まずに鵜呑みにすると大変なことになるレベルのでたらめがまかり通っていますから、新聞をちゃんと読んでいるレベルが一種のステータスになっちゃってもマズイんですけどね(笑)。

そこまで行ってしまえば、今後選挙をやろうが憲法改正国民投票をやろうが、不利益を被る集団は実質蚊帳の外になるでしょう。多分何が行われているのかもよく分からず、それでいて知らない間に物事がいろいろ決まっていて、気が付くと身動き出来ないほどに重荷を背負わされてしまっているのではないでしょうか?

そうなると、いくらインターネット上で情報が流れたとしても、アクセス手段や情報咀嚼力を奪われた集団にとっては無意味でしょう。blogに何か書いてあったって、読んで欲しい人、知って欲しい人には情報が届かなくなってしまっているかも知れません。

その頃には、レコード輸入権や書籍・雑誌の貸与権などといった、「だからって、それですぐに人が死ぬワケじゃないでしょ?」レベルの問題なんて、気にしている余裕もなくなってるんでしょうねえ・・・。

ところで、日本人は今後も日本人で居続けたいのか?、とか、日本という国はいつまで存続出来るのか?、といったレベルの問題にぶち当たるのは、どうも自分がまだ生きている間に起こりそうで怖い毎日です。

なので、一緒に「絶望禁止!」も参照しつつ、身の振り方を考えておきますかね。

以下、新聞記事の内容です。

学力2極化、63%が実感 親の経済力も影響 現場教員アンケート

 子どもの学力低下が懸念される中、平均程度の学力の子が減り、上位層と下位層に2極化する傾向が進んでいると感じる小中学校の教員が63%に上ることが7日、札幌市で始まった日教組の教育研究全国集会参加者を対象にした共同通信社のアンケートで分かった。

 原因として、教員が多忙になって授業についていけない子を指導する余裕がなくなったことや、親の経済力の2極化を挙げた。塾通いを含めた学校外の教育に費用をかけられるかどうかで差がつき、学校だけではカバーできなくなっているとみられ、教員たちが苦慮している実態が浮かび上がった。

 調査は昨年12月、教研に参加する200人に質問票を郵送、111人が回答した。

 学力低下は69%が「感じる」と回答。原因は「授業時間数の減少」が最も多く27%で、「家庭での学習習慣がなくなった」の23%、「教科内容の削減」の20%が続いた。

 学力の2極化を感じると答えた教員に原因を尋ねたところ「授業についていけない子の面倒をみる余裕が教員になくなった」が30%で最多。次いで「親の経済力が2極化している」26%、「勉強に対する親の考え方が2極化している」23%―の順だった。

 子どもの学習意欲の低下を「感じる」と答えたのは56%。そのうち過半数の58%が「社会が豊かになって勉強への動機づけが弱くなった」ことを理由に挙げた。

 「ゆとり」を重視した現行学習指導要領には、60%が早急な見直しを求めた。見直すべき点は複数回答で「総合学習を減らす」41%、「教科の授業時間数を増やす」30%、「教科の内容を増やす」15%の順で、総合学習が教科の学習を圧迫しているとみる教員が多い。

 自由記述では総合学習を評価する声もあった。


<学力の2極化>

 経済協力開発機構(OECD)が2003年に実施した「生徒の学習到達度調査」で、日本の高校1年生は読解力が14位と前回調査(2000年)の8位から大きく低下。6段階の習熟度別の割合をみると、最低の「レベル1未満」が2・7%から7・4%に、次いで低い「レベル1」が7・3%から11・6%に増加し、上位層・下位層に2極化する傾向が明らかになった。

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2005.01.04

知的財産権の輸入差止申立情報

数日遅れになりましたが、皆様新年明けましておめでとうございます。
しかし、2005年1月1日は、改正著作権法の施行日でもあります。いよいよレコード輸入については監視の目を光らせていなければならないフェーズに突入しました。

きちんと法律が運用されているならば、下記のページで差し止め情報が見られるはずだと思うのですが、どうなるでしょうか?

知的財産権の輸入差止申立情報(税関)

幸いにして、著作権法に絡んでの輸入差し止め請求は、1月4日現在で11件しかないので、著作権の欄にチェックを入れて検索すればよく、特に検索キーワードを入れる必要はありません。

定期的に覗いてみるのがいいのでしょうかね。

しかし、新年をこんな話題から始めなければならないとは・・・。まったく腹立たしいことです。

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