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9 posts from April 2005

2005.04.27

これぞ「なしくずしのお手本」だな:容疑者DNAのデータベース化

容疑者のDNAをデータベース化、警察庁長官が表明(読売新聞)

って、これどこまで正確な発言を掲載しているのか不明だけど、とんでもない話だ。

「保存されているものなら、新たな法律なしでもデータベース化は問題はないと考える」と語った。

って、こんなことを後から言い出しても許されるのなら、はっきりいって権力を持っている側はやりたい放題である。

ところで、容疑者というのは裁判で有罪が確定するまでは無罪なんである。無罪の人間のDNAをデータベース化しようというのは、住基ネットや納税者番号制や街中に増えつつある監視カメラとの合体技で、あっというまに「1984」に描かれたような"ビッグブラザー"を生み出してしまう。

例によって、こうした激ヤバニュースは、ウェブではなぜか必ず夜中に配信される。
そして朝には他のニュースが降り積もっている・・・。そうして気づかれない間に物事が進行してしまうのだ。

ご用心、ご用心。

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[CCCD]世界中で悲嘆と怒りが:再結成Van Der Graaf Generatorの新譜

解散から27年。2000年に発売された集大成ボックス「Box Set 68-78 [BOX SET] [FROM UK] [IMPORT]」において、「これでVDGGは完結した。再結成はない」とされていたのだが、世界中のファンが待ち望んでいた奇跡の復活を遂げたVan Der Graaf Generator。ブリティッシュ・プログレバンドの中でも変則編成(Vo+G、Dr、Key、Sax)かつ超個性的音楽性を持ち、未だに孤高の存在であり続けている。

そんな歴史的新譜がいよいよこの4月に発売なのであるが、なんと今更のように発売元のEMIはCCCDでのリリースをしようというのだ! 現在判明しているところでは、UK盤は通常のCDDAだが、EU盤と日本盤はCCCDのようだ。CDDA仕様のEU盤が存在するかどうかは現時点では不明。またUS盤がどうなるかも不明。

国内ショップでは、HMVおよびレコファンの初回入荷分はEU盤CCCDであったことが報告されている。私がこの情報を得たのはmixiのVDGGコミュニティにおいてである。またPeter Hammill Mailing Listでも「Sofa Soundから届いたディスクはCopy Controlじゃなかったよ!」などの情報交換がファンの間でなされている。

EMI/VirginによるVDGG特設サイトなどというものまで立ち上げるほどの力の入れ方なのに、この仕打ちはなんだというのか? メンバーへの質問受付コーナーもあるけれど、申し訳なさ過ぎてとてもこんな話題をピーターやデヴィッドに伝えたくはない。

さて、日本での入手だが、Amazon入荷分はUK盤らしいのでCDDAだと思われる。またDiskUnionがUK盤を入荷させている。一方HMVはEU盤のみに見える。2枚組とはいえ、UK盤とEU盤で1000円近い価格差があるのはなんとも恨めしいが、CCCDなどは商品に見せかけてはいるがただのゴミなので、まあなかったこととしよう。価格が気になる人はUS盤に期待か。私はオリジナルUK盤がいいし、そもそもずっと前からAmazonに予約済み。

なんにせよ、そろそろ昔話になっているはずだったCCCD問題は、まだ終わっちゃいないのであった・・・・。

Amazon.co.jp
Present [FROM UK] [IMPORT]
プレゼント(CCCD)

HMV (EU盤 CCCD)
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1087947

DiskUnion (UK盤 CDDA)
http://diskunion.net/progre/news.php?news_id=1&page=1&yyyymm=2005-04#51

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2005.04.22

山内規子:5/19発売の「サクラミステリー」から3号連続掲載

おおお、なんと、完結してしまったかと思った「霊感動物探偵社」ですが、嬉しいことに連載再開です。
5月19日発売のサクラミステリーから3号連続だそうです。

これはいよいよ単行本の期待が高まりますね~。

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山下友美:「薬師アルジャン」サイン本追加のニュース

先日書いた山下友美:「薬師アルジャン」は今週発売ですでお知らせした通り、都内3カ所ではサイン本が販売されたのですが、なんとめでたい!、2店舗で即日完売だったようです。

そして、な、なんと!、サイン本が追加されるそうです。

サイン本追加のお知らせです。 (山下友美blog NUT TO YOU)

いやあ、嬉しいですね~。応援している本が実際に売れるのは実に嬉しいです。
手に入れ損ねた人は神保町と池袋へ急げ!!!

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MusicBrainzとか

CNETのレッシグblogにてMusicBrainzというプロジェクトを知る。CDDBプラスアルファの機能をフリーで提供しようとする非営利団体プロジェクトである。そしてサポートしているプログラムの一つとしてamarokというプレーヤーを知る。

動かしてみていないのでなんとも言えないが、少なくとも画面デザインを見る限りはすごく期待出来そうな感じ。QTライブラリを使っていてまだLinux上のバイナリしか配布されていないが、QTライブラリがあればどこでも動くはずだ。

こんな動きを見ていると、音楽データをメインで扱うためのPCも、そろそろLinuxベースに変えたくなってくるなあ。
Debianの新リリースあたりがチャンスかな?
自宅マシンは昨年の不調を期にAthlon64にしてあるから、64bit OSに移行したい思いでうずうずしているし(笑)。

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2005.04.18

実は以前からそうだった:「日本国内頒布禁止」の文言

前回「韓国や中国、台湾、香港あたりに知人はいませんか?」というエントリを書いたのでしたが、その後事情に詳しい知人にこの話をしたところ、新たな情報をいただきました。

実は「日本国内頒布禁止」という文言を印刷して出荷すること自体は、還流盤が目立ってきた頃からずっとそうしてきたらしいです。つまり、法律が出来る前からそうやって向こうでは販売してきたと。では現地ディストリビューターとのライセンス契約に基づいてそう書いていたのかというと、必ずしもそうとは言えないそうで、もちろん契約に含まれていた場合もあったのでしょうが、すべてではない、と。

要するに、日本のレコード会社が邦楽アーティストのCDをアジアでリリースする際、今までも還流盤を気にして「日本国内頒布禁止」の文言は入れていた、と。そして正式に法律が出来た現在でも同じように入れている、と。

結局、これはあくまで「要件の一つ」ですから、入れておいて対象外にしても法律違反でないのは確かです。それは前回も書いた通り。

けれども法律が存在する現時点で、こうした無節操な表示が「あわよくば・・・」を狙っているように見える不正確な情報になっていることも事実。

やはり、表示ありで対象外なCDを業務的に輸入してみて税関を試す以外に実態を知ることは出来ないのでしょうか?

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2005.04.16

韓国や中国、台湾、香港あたりに知人はいませんか?

さてさて、これを一体どう考えればいいのか、非常に悩ましく、またもしかするとかなり危険な情報が入ってきました。

レコード輸入権に関心のある方は、趣味の問題2さんの最新エントリ、「韓国、邦楽CD事情」をぜひご覧下さい。どうやら日本のレコード会社は、邦楽CD還流防止のための法改正が成立したのをいいことに、本来還流防止対象として認められていないCDにまで「日本国内頒布禁止」と印刷したものを流通させているようなのです。

うん。確かにこれはヘンです。どういうことかというと、この還流防止措置をもって日本への輸入を禁止するためには、権利者が税関に申し立てをして、対象品目として受理される必要があるのです。日本レコード協会がまとめている内容は以下の通りです。

音楽レコードの還流防止措置

ですから、いくら日本のレコード会社が勝手に「日本国内頒布禁止」とパッケージに印刷したとしても、何ら法的拘束力はありません。言い換えれば、税関で申立受理されていないタイトルは、自由に輸入出来るのです。う~ん、なんかイヤな感じですね。

とはいえ、では日本のレコード会社が何か法律違反をしているのか?、というと、まあ実はそんなこともありません。運良く業者が誤解してくれて、輸入を思いとどまってくれればしめたもの、くらいの気持ちで、単なるおまじないとして「日本国内頒布禁止」と印刷しているのかも知れません。対象品目以外にそう表示すること自体を禁じる内容は法律にはありませんから、自由と言えば自由です。

ただ私が思うに、これはレコード会社はまたも自分の首を絞めているようにしか思えません。なぜなら、このように無節操に表示してしまうと、輸入業者にとって信じられる情報は税関情報だけになってしまうからです。

「この表示はただのおまじないであって、なんら法律上の制約にはならないから気にしないでおこう。税関の情報だけをチェックしておこう。何しろレコード会社側の申し立て予定はあくまで予定だし、無節操に言いつのっているだけで信憑性に欠けるから。現実に、輸入禁止対象以外のものにも、全部同じ文言が書いてあるではないか。そんな無意味な情報をあてにして商売は出来ないよ」

ということになると思うからです。

せっかくCCCDで痛い目をみるという学習機会があったのに、またこれですか?

ところでいかがでしょうか。読者の周りに、現在中国、台湾、韓国、香港などに知人のおられる方はいらっしゃいませんか? または近々旅行のご予定があったりはしませんか? ぜひ「実際にアジアのレコードショップではどんな状況になっているのか?」を確かめていただけないでしょうか?

もしも情報をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひ下記のサイトなどへ情報をお寄せ下さい。

Music Watchdogs ~ 音楽の見張り番

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2005.04.14

山下友美:「薬師アルジャン」は今週発売です

山下友美さんの久しぶりの単行本、「薬師アルジャン」がいよいよ発売になります。
4/16(土)です。

さて、山下さんのblogによれば、都内3店舗でサイン本が並ぶそうです。

渋谷、池袋、そして神保町。
どうせ買うならサイン本! 久々の単行本を祝ってお祭りですね(^_^)。

同日発売のプリンセスGOLDにも「薬師アルジャン」の最新話が掲載される予定。
今週末は山下友美ファンにとっては嬉しさひとしおですね。


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2005.04.12

活字文化を守るためには~ヤバイぜ、この動き

年度末のわやわやで、ひどく更新が止まってしまいました。
取り急ぎ、急激にキナ臭いニュースが増えてきたこの話題だけでも。

活字文化振興法案なるものがうごめきだしている。こうした動きの常として、法律の名前だけ見れば実に素晴らしい内容を想像したくなってしまうが、決してそんなことはない。「個人情報保護法」だって「国民保護法」だって「製造物責任法」だってタイトルだけみれば妙に麗しいではありませんか(笑)。

この件については早くから取り上げられていた、万来堂日記さんもぜひご参照いただきたいが、本日のエントリ「肥田美代子議員にメールを送ったよ」では質問状の送付をされたことが報告されている。

と思ったら、読売新聞ウェブにこんな記事が。

「活字は民主主義の根底」超党派議員がシンポジウム

 超党派の活字文化議員連盟(代表幹事・河村建夫前文部科学相ら)は11日、「文字・活字文化振興法シンポジウム」を憲政記念館(東京・永田町)で開いた。

 河村前文科相が、「子どもの読書活動推進法や文化芸術振興法で保護できない文字・活字文化の振興について、法的基盤を整備するのが狙いだ。国民運動に展開できるように協力をお願いします」と法制定の必要性を訴えた。

 また、劇作家で東亜大学長の山崎正和氏が、「活字文化、書き言葉が民主主義の根底だ。物を読まない、読んで考えない国民はやがてファシズムに流される」などと基調講演した。

 パネルディスカッションでは、学校図書館や公共図書館の充実のほか、「版面権」(著作物の複製についての出版者の権利)創設の必要性などが指摘された。シンポジウムには約400人が集まった。

 同振興法案は、国民の活字離れを深刻に受け止め、総合的な施策を推進しようというもの。文字・活字文化の振興、推進は国や地方自治体の責務と明記し、利用しやすい図書館づくりなど環境整備を求めている。活字議連は、今国会中の成立を目指している。

山崎正和が「活字文化、書き言葉が民主主義の根底だ」と訴える分には正にタイトル通りの狙いなのだが、これと活字文化議員懇談会なる団体のアピールを並べてみよう。う~ん、なんだか去年のレコード輸入権の時ととてもよく似た論旨を展開させているぞ(笑)。「文化の振興のために、一部業者の権利を強化する」って構造にまったく変化が見られない。

ついでにいうなら、アピール文の中で「著作物の再販売価格制度維持」という言葉を使っているが、これのどこに「活字」に絞った主張が宿っているというのだろうか? 素直に活字関連業界保護法と呼べばいいのにね♪。

ところで、今日ウェブで見て軽いショックを受けたのがこんな記事なんですが、こういうレベルで著作物を扱ってるようじゃしょうがないな、とか思ったり。

ストーンズ:“幻のアルバム”復刻発売 (毎日新聞)

えっ!?、ストーンズに幻のアルバムなんてあったっけ???、と記事を見てびっくり。
これじゃ「幻」という言葉の大安売りではないでしょうか・・・・・。
あまりにもちんまりした話題で寂しすぎます。
こうした誤った物言いを放っておいても活字文化はちゃんと栄えるのでしょうか?
そもそも新聞ネタになるほどのもんでしょうか?
それともこれも「著作物保護」政策の一環なのでしょうか?

 ストーンズファンの間で長らく入手困難となっていた名盤が、ようやく日の目を見ることになった。

 「メイド・イン…」は、ストーンズレーベル史上初のベスト盤として1975年に発売された編集盤。71年の「スティッキー・フィンガーズ」から74年の「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」までのアルバム計4枚の中から10曲だけをえりすぐり、水着姿の女性が写るジャケット写真も人気を集めた1枚だ。

 一方の「サッキング…」は入手不可能とされた複数の音源を集めて81年に発売。シングル盤B面曲だった「エヴリシング・イズ・ターニング・トゥ・ゴールド」や、ライブバージョンの「ホエン・ジ・ウィップ・カムズ・ダウン」など、このアルバムにしか収録されていない貴重なナンバーが含まれていた。

 日本では前販売元のソニーからCD発売されたことがあったが、95年に東芝EMIに移ってからは一度も商品化されていない。このため、ファンの間では発売が待たれてきた。

 今回はジャケットは当時のままで、音質だけ「リマスター」作業で向上させて完全復刻される。

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