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2005.04.16

韓国や中国、台湾、香港あたりに知人はいませんか?

さてさて、これを一体どう考えればいいのか、非常に悩ましく、またもしかするとかなり危険な情報が入ってきました。

レコード輸入権に関心のある方は、趣味の問題2さんの最新エントリ、「韓国、邦楽CD事情」をぜひご覧下さい。どうやら日本のレコード会社は、邦楽CD還流防止のための法改正が成立したのをいいことに、本来還流防止対象として認められていないCDにまで「日本国内頒布禁止」と印刷したものを流通させているようなのです。

うん。確かにこれはヘンです。どういうことかというと、この還流防止措置をもって日本への輸入を禁止するためには、権利者が税関に申し立てをして、対象品目として受理される必要があるのです。日本レコード協会がまとめている内容は以下の通りです。

音楽レコードの還流防止措置

ですから、いくら日本のレコード会社が勝手に「日本国内頒布禁止」とパッケージに印刷したとしても、何ら法的拘束力はありません。言い換えれば、税関で申立受理されていないタイトルは、自由に輸入出来るのです。う~ん、なんかイヤな感じですね。

とはいえ、では日本のレコード会社が何か法律違反をしているのか?、というと、まあ実はそんなこともありません。運良く業者が誤解してくれて、輸入を思いとどまってくれればしめたもの、くらいの気持ちで、単なるおまじないとして「日本国内頒布禁止」と印刷しているのかも知れません。対象品目以外にそう表示すること自体を禁じる内容は法律にはありませんから、自由と言えば自由です。

ただ私が思うに、これはレコード会社はまたも自分の首を絞めているようにしか思えません。なぜなら、このように無節操に表示してしまうと、輸入業者にとって信じられる情報は税関情報だけになってしまうからです。

「この表示はただのおまじないであって、なんら法律上の制約にはならないから気にしないでおこう。税関の情報だけをチェックしておこう。何しろレコード会社側の申し立て予定はあくまで予定だし、無節操に言いつのっているだけで信憑性に欠けるから。現実に、輸入禁止対象以外のものにも、全部同じ文言が書いてあるではないか。そんな無意味な情報をあてにして商売は出来ないよ」

ということになると思うからです。

せっかくCCCDで痛い目をみるという学習機会があったのに、またこれですか?

ところでいかがでしょうか。読者の周りに、現在中国、台湾、韓国、香港などに知人のおられる方はいらっしゃいませんか? または近々旅行のご予定があったりはしませんか? ぜひ「実際にアジアのレコードショップではどんな状況になっているのか?」を確かめていただけないでしょうか?

もしも情報をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひ下記のサイトなどへ情報をお寄せ下さい。

Music Watchdogs ~ 音楽の見張り番

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Comments

http://www.go2bkk.com/index.php?ID=167
このような情報も見つけました。
また新情報もわたくしのサイトに掲載いたしましたので(たいしたこっちゃないですが)ご覧ください。
# それにしても意味のねぇ法律、、、

Posted by: 趣味の問題2 | 2005.04.16 at 07:57 PM

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