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6 posts from March 2006

2006.03.29

ベテラン黒人ジャズ盤も輸入禁止に:これが「邦楽」だとでも?

本日3/29、今度はジャズのベテランミュージシャン、ハンク・ジョーンズのCDが輸入差し止め受理になりました。エルヴィン・ジョーンズの兄のピアニストですね。

受理済み SME The Great Jazz Trio ス・ワンダフル VRCL-18822 2004/12/01 2008/12/31 大韓民国 SB-30052C 2005/11/24

ハンク・ジョーンズ
http://www.jazztoday.jp/classic2.php/774/

この人も売れてるのは日本だけですか? クレモンティーヌやLady Kimみたいに?
来日がニュースになるようなベテランでも邦楽だって?
40年代から活躍している、ジャズの本場ミュージシャンでも?
原盤権? さあ、これはどこなんだか・・・。

ありえない! 明らかになし崩しの法運用です!
私は決して納得出来ません!

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2006.03.28

レコード業界は組織票を狙ってる?:「知的財産推進計画2006」の策定に向けた意見募集

「知的財産推進計画2006」の策定に向けた意見募集の締め切りが明日なのですが、どうもレコード業界は、CD再販維持に向けて組織票でくるというウワサが。

覚えていますか、皆さん? 2003年12月に行われた著作権法改正案に関するパブリックコメントを。
あの時レコード業界および出版業界は、一目で分かるコピペの嵐の組織票を投げつけて来ました。その上文化庁は内容をずっと公表せず、ずっと組織票を含めた意見数の集計だけを根拠に話を進め、結果レコード輸入権が創設されてしまったのでした。

緊急告知! 正々堂々blog 衆議院議員川内博史の日記。

再販制度については、このところ新聞業界が政治家に働きかけているとしか思えないような様相を呈しておりますね。なぜ次々政治家が新聞の特殊指定について言及するのか? というより、当の新聞がそれを取り上げて報道している訳ですから実にうさんくさいですね(笑)。

それにしても、なんでただの音楽リスナーがパブリックコメントなんて送る必要があるんだ?!、と我ながらつくづく不可解でたまりませんが、放っておくとCD価格は上がるわ、配信許諾は下りないわ(笑)、輸入盤は入手しにくくなるわと不便でしょうがないんですよ(笑)。

なので、これからもCDは買いやすい価格であるべきだと思う方、不当に廃盤状態が続くのは許せない!、という方、iTMSやレコミュニへの配信許諾を拒否し続けるレコード会社は許せん!、という方(笑)、ぜひなんでも一言送ってあげましょう。

もちろん、

・青空文庫の存続を不可能にする、著作権保護期間のさらなる延長なんて止めてください!
・JASRACの横暴が目に余ります。なんとかしてください!
・iPodを私的録音補償金の対象にするなんて横暴もいいところです。絶対許さないでください!
・アニメーター、漫画家といった実際のクリエーターを搾取する著作隣接権者にもっと制限を掛けてください!

とか、まじめで本格的な意見はもっと喜ばれると思いますよ。

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2006.03.24

音楽配信に関するアンケート第二回

日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(CDVジャパン)にて、音楽配信に関するアンケート第二回を実施しています。

ちなみに、前回は昨年の9月~10月でした。iTMS JAPANオープン直後ですね。さて、あれから果たして変化は現れてくるでしょうか?

 

アンケートに答えると、下記いずれかの組合加盟レンタルショップのレンタル券がもらえます。

お茶の水にあるジャニスという、伝説のラインナップ店舗も含まれていますね。


①K2 RECORDS 近大前店
②M'Sクラブ 石橋店
③SHIBUYA TSUTAYA
④サンホームビデオ 帯広WOW
⑤ジャニス
⑥ビデオ合衆国 USV江南中央店
⑦ビデオ合衆国 USV豊田店
⑧フタバ図書 GIGA広島駅前店
⑨ブックセンター湘南 佐沼店
⑩ベストビデオ 西新店


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2006.03.23

ファシズムとして扱うべし

「国会は全面禁煙を」 禁煙推進議連が申し入れへ(朝日新聞)などという記事が出ていたので読んでみたが、アホらしいが同時に恐ろしい。これは今日本の各所で進行している(意図的に仕組まれた)変化の一角に過ぎないだろう。

 自身も禁煙をした綿貫会長は「世間で禁煙ムードが高まっているのに、立法の府である国会が範をたれなくてどうするか」と訴えている。

アホか! 立法の府である国会が、世間のムードに流されてどうするよ。

で私としては当然「禁煙ファシズムと戦う」を思い出したので、今日どこかで見かけたような気がした「PSE ファシズム」というキーワードでググってみました。

で見つけた中に、
政治的天才に翻弄されるな(不条理日記 さん)がありまして、「そうか。『これが民意だ』というのが政治家にとっては一番都合がいいんだな」と今更ながら思ったわけです。

要するに都合の良いときだけ「民意だ!」と言ってればいいわけで、その証拠にその気がない改革ではいくら民衆が騒いでも無視でしょ?(笑)

労働者が狙われる(あめ男のブログ さん)というエントリによれば、アメリカの年次改革要望書では、日本労働市場のさらなる流動性増加を要望しているらしいです。なるほど。つまり、あとしばらくして日本企業を外資が買収していったときに、自由にクビを切れない社員を一掃しておこう、ということですね。まったく・・・・。「派遣社員ってカッコいい!」みたいな風潮を作ってきたのは誰でしょう? みんな共犯ですね。

まあこういう風潮が加速してきたのには、労働組合側の怠慢もあると思います。組合というものが生まれた頃は、思想的にもはっきりしたものがあったのでしょうが、春闘とかが年中行事化してしまい、ある意味既得権益団体化してしまったのではないでしょうか。難しいですね。

アメリカからの年次要望書には「著作権期間の延長」が盛り込まれているのは、著作権関係ブロガーの間ではよく知られたことですが、これだってディズニーとかハリウッドの商売のためですよね。実際、こうしたアメリカ的価値観を子供に植え付けることが出来る企業というのは、世界中に派遣された洗脳部隊みたいなもんですからねえ。そりゃ国を挙げて保護したいでしょう。そういう意味では、折角日本という国に生まれた幸運を得ながら、わざわざ千葉の東京ディズニーランドや大阪のユニバーサル・スタジオあたりまで出かけて行って貴重なお金と時間を使うなんて、なんてまあもったいないんでしょ(笑)。

ようやく新聞社説などでも「ダメじゃん」な論調の記事が増えてきたPSE問題だって、アメリカの年次要望書に沿った動きなんである。要は海外電気製品の輸入を簡単にしろ!、ってことなんですけどね。ところが何を勘違いしたのか経産省が「中古も対象」とか今年になって言い出したもんだから騒ぎになっているんです。果たしてこれがあらかじめ用意されたシナリオなのかどうかは分かりませんが、既に3権分立も無視、事実歪曲の新聞広告(って、これ悪質なプロパガンダですよね?)とくれば、これはもうファシズムの兆しじゃなくって本番大好評進行中ですってば。

折しもそんな今日、還流盤防止と言いながら、「洋楽だけど原盤権日本だから~」てな論旨で申し立てしたClementineの輸入禁止申し立て受理などという噴飯ものの出来事が。てめーら、なし崩しに物事を進めようとするんじゃねえよ! 自社のカタログで洋楽に分類しておきながら、権利的には邦楽とイッショデースとか言って自由貿易の原則を曲げるんじゃねえよ。

あわよくば、と思って申し立てするレコード会社はまだしも、法の趣旨を無視した申し立てを通す税関も税関だし、それを監督してるはずの文化庁は何をやっておるのだ!

・・・などなど、今日まな板にのせたこうした問題達は、それぞれ繋がっているのだと思います。
だから、PSE反対デモに出かけるのも、共謀罪反対の署名をするのも、「知的財産推進計画2006」の策定に向けた意見募集」に色々書いて叩きつけるのも、みんな繋がった行動なんです。

みんなで頑張って、とりあえず死なずに生き残り、家族友人を失わず、音楽や文学や美術などを自由に楽しみ、人を殺さず、人に殺されず、生きていけるようにしないとね。

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2006.03.21

まるでblogのエントリみたいな新聞社説

いや。読んで正直驚きました。

3月21日付・読売社説(1)
 [PSEマーク]「お粗末な対応が混乱を広げる」

全国紙新聞で、ここまで当を得て簡潔な記事を目にするなんて、なんて稀なんでしょ。

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2006.03.20

気を取り直してこつこつと・・・

いや。ほんとにイヤになるくらいメチャクチャな出来事が多いですね。

前回は電気用品安全法について書いたのですが、経産省はその後過ちを塗り隠さんがためのその場しのぎ発言を繰り返し、事態はとてつもない混乱状態となりつつあります。一番最近の国会審議については川内博史議員のblogをどうぞ。ついに一つのエントリに200を超えるコメントが付くようになってきました。そりゃそうでしょうよ(笑)。レコード輸入権よりも影響を受ける人が多く、かつ未来に向かって不利益があるのではなくて、現在手持ちの資産がいきなり無価値になっちゃうんですから。

まあ輸入権の時もデタラメ発言を繰り返す役人さんにはとことんむかつかせていただいた訳ですが、今回のPSE騒動もヒドイですね。ただどちらにも共通しているのは、最初が誤解であろうと勘違いであろうと間違いであろうと、役人というものは一端決めたこと、発表したことを取り消すという作業が出来ないらしい、ということでしょう。高松塚古墳をカビさせて思い切り文化財を破壊した文部科学省だって、それまでの処置が間違っていました、とは決して言いませんものね。

PSEがあまりにブロガーの間で盛り上がりやすい話題になっちゃっているせいか、BSEの影が薄くなってしまったような・・・(笑)。輸入再開条件を満たさない脊椎混入肉が来たから輸入停止したのに、「全体の輸入手続きを停止した日本の対応は過剰ではないか」とか言っちゃうのがアメリカ。まあそうしたら香港にも輸出しちゃったりして。ダメダメじゃん(笑)。結局管理なんてやってないことがあからさまになってきましたね。ネット情報ではとっくの昔から分かっていたことですが。

PSEにしてもBSEにしても、いわゆる全国紙の新聞とか地上波TVからではほぼ実情が分からない、というあたりに、既にジャーナリズムとは無縁になってしまったメディアの姿が浮き彫りになっています。日本の危機、国民の危機に際して、警鐘を鳴らすどころか政治権力擁護に回っているような・・・。そんな腑抜け状態の癖に「再版『特殊指定』堅持求める」とかの声明を新聞協会が出しちゃってます。う~ん、どうなんでしょうかね。確かに、安定経営を保証してあげる代わりにキチンと調査報道してくれる新聞メディアだったら応援してあげたいと思いますが、今の新聞じゃ別にどうでもいいじゃん、という気になってしまうのも本当。宅配で紙媒体の新聞取ってる家って、今どのくらいの割合なんでしょうかね。

再版制度と言えば、今年はもしかしたらCDの再販制度撤廃という動きがあるかも知れません。ただ・・・もう日本のレコード会社に対しては手遅れで、再版撤廃しようが還流防止措置を設けようが、もう立ち直れないような気がしています。日本での洋楽ビジネスは終わった・・・なんていう話もちらほら。そうかも知れません。It Bitesの再発盤で、いきなり曲が途中で切れている件での東芝EMIの対応を見ても、単に海外の音源権利者から来たマスターを焼いているだけ、中身については関知せず(というより聴いてない、知らない、分からない)な状態らしいことが伺えます。あ~あ。

じゃあ果たして未来の音楽業界を救う(かも知れない)音楽配信はどうかというと、これまた現在の著作隣接権者であるレコード会社がロクでもないせいで、アーティストは配信を望んでいるのに実現できないとか、交渉を始めたらそれまで配信されていた音源まで配信がストップされたとか、とんでもない事実があらわになりつつあります。

そういう状態なので、本来なら爆発的に活性化していたはずの音楽配信ビジネスが、日本では大したビジネスにはなっていません。たまたま単価が高い着うた・着メロなんてもんがそこそこ売れているもんですから、その数十倍、数百倍に成長するだろうビジネスを自ら葬っているのが現在の著作権管理者の実態です。

・・・まあこれだけ現状で権利なり権力を手にしている人々の言動がメチャクチャですと、もうホント、やっとれんわ、勝手にしんさい!、と投げ出したくなるのが人情というものですが、まあ投げ出したら投げ出したで、選挙における棄権みたいなものですからねえ。言うべき時に言うことを言っておかないと、非常にあとで文句が言いにくくなるという・・・。それが民主主義の宿命でしょうか。だからもう、本当に面倒で、馬鹿野郎!、なんでこんな面倒なことしなくちゃいけねえんだ!、と思っても、やっぱり言ってやらないとね。

知的財産推進計画 2006 パブコメへの提出意見をでっちあげる方法(試される。 さん)

いや、上記は本当に労作です。頭が下がります。
自分でも以前エントリを書いたにも関わらず、ちょっと忘れかけていたような問題も、このリストを見た途端に思い出せました(笑)。あ~、ホントイヤになるくらい問題山積みです。

・私的録音
そんなの、権利者に損害を与えなきゃそもそも自由に決まってるだろうが!
・DRM
やりたきゃやれよ。オレは拒否。倒産してから反省しろって。
・コピーワンス
気の迷いだったね。止め給え。
・還流防止措置
全然活用してないよね。もう止めようよ。洋楽輸入盤止める前に、日本盤洋楽発売が死にかけてるんだし(笑)。
・IP放送
くっだらない内容のTVでも見たいというありがたいお客が残っている間に、さっさと大解禁しなさいって。
・音楽配信
権利者に任せておいてもロクなことにならないのは、もうここ数年で分かったでしょ? クリエイターとリスナーを直接結んで、中間搾取者は排除し給え。
・PSE
経産省は、己の誤解を言いつくろうために、巨額の税金を費やして、ムダな検査機関を山ほど作って天下りを画策してます。すぐに止めさせて下さい!

・・・などなど、言いたいことがあったらガシガシ送りつけるべし。

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