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2006.03.20

気を取り直してこつこつと・・・

いや。ほんとにイヤになるくらいメチャクチャな出来事が多いですね。

前回は電気用品安全法について書いたのですが、経産省はその後過ちを塗り隠さんがためのその場しのぎ発言を繰り返し、事態はとてつもない混乱状態となりつつあります。一番最近の国会審議については川内博史議員のblogをどうぞ。ついに一つのエントリに200を超えるコメントが付くようになってきました。そりゃそうでしょうよ(笑)。レコード輸入権よりも影響を受ける人が多く、かつ未来に向かって不利益があるのではなくて、現在手持ちの資産がいきなり無価値になっちゃうんですから。

まあ輸入権の時もデタラメ発言を繰り返す役人さんにはとことんむかつかせていただいた訳ですが、今回のPSE騒動もヒドイですね。ただどちらにも共通しているのは、最初が誤解であろうと勘違いであろうと間違いであろうと、役人というものは一端決めたこと、発表したことを取り消すという作業が出来ないらしい、ということでしょう。高松塚古墳をカビさせて思い切り文化財を破壊した文部科学省だって、それまでの処置が間違っていました、とは決して言いませんものね。

PSEがあまりにブロガーの間で盛り上がりやすい話題になっちゃっているせいか、BSEの影が薄くなってしまったような・・・(笑)。輸入再開条件を満たさない脊椎混入肉が来たから輸入停止したのに、「全体の輸入手続きを停止した日本の対応は過剰ではないか」とか言っちゃうのがアメリカ。まあそうしたら香港にも輸出しちゃったりして。ダメダメじゃん(笑)。結局管理なんてやってないことがあからさまになってきましたね。ネット情報ではとっくの昔から分かっていたことですが。

PSEにしてもBSEにしても、いわゆる全国紙の新聞とか地上波TVからではほぼ実情が分からない、というあたりに、既にジャーナリズムとは無縁になってしまったメディアの姿が浮き彫りになっています。日本の危機、国民の危機に際して、警鐘を鳴らすどころか政治権力擁護に回っているような・・・。そんな腑抜け状態の癖に「再版『特殊指定』堅持求める」とかの声明を新聞協会が出しちゃってます。う~ん、どうなんでしょうかね。確かに、安定経営を保証してあげる代わりにキチンと調査報道してくれる新聞メディアだったら応援してあげたいと思いますが、今の新聞じゃ別にどうでもいいじゃん、という気になってしまうのも本当。宅配で紙媒体の新聞取ってる家って、今どのくらいの割合なんでしょうかね。

再版制度と言えば、今年はもしかしたらCDの再販制度撤廃という動きがあるかも知れません。ただ・・・もう日本のレコード会社に対しては手遅れで、再版撤廃しようが還流防止措置を設けようが、もう立ち直れないような気がしています。日本での洋楽ビジネスは終わった・・・なんていう話もちらほら。そうかも知れません。It Bitesの再発盤で、いきなり曲が途中で切れている件での東芝EMIの対応を見ても、単に海外の音源権利者から来たマスターを焼いているだけ、中身については関知せず(というより聴いてない、知らない、分からない)な状態らしいことが伺えます。あ~あ。

じゃあ果たして未来の音楽業界を救う(かも知れない)音楽配信はどうかというと、これまた現在の著作隣接権者であるレコード会社がロクでもないせいで、アーティストは配信を望んでいるのに実現できないとか、交渉を始めたらそれまで配信されていた音源まで配信がストップされたとか、とんでもない事実があらわになりつつあります。

そういう状態なので、本来なら爆発的に活性化していたはずの音楽配信ビジネスが、日本では大したビジネスにはなっていません。たまたま単価が高い着うた・着メロなんてもんがそこそこ売れているもんですから、その数十倍、数百倍に成長するだろうビジネスを自ら葬っているのが現在の著作権管理者の実態です。

・・・まあこれだけ現状で権利なり権力を手にしている人々の言動がメチャクチャですと、もうホント、やっとれんわ、勝手にしんさい!、と投げ出したくなるのが人情というものですが、まあ投げ出したら投げ出したで、選挙における棄権みたいなものですからねえ。言うべき時に言うことを言っておかないと、非常にあとで文句が言いにくくなるという・・・。それが民主主義の宿命でしょうか。だからもう、本当に面倒で、馬鹿野郎!、なんでこんな面倒なことしなくちゃいけねえんだ!、と思っても、やっぱり言ってやらないとね。

知的財産推進計画 2006 パブコメへの提出意見をでっちあげる方法(試される。 さん)

いや、上記は本当に労作です。頭が下がります。
自分でも以前エントリを書いたにも関わらず、ちょっと忘れかけていたような問題も、このリストを見た途端に思い出せました(笑)。あ~、ホントイヤになるくらい問題山積みです。

・私的録音
そんなの、権利者に損害を与えなきゃそもそも自由に決まってるだろうが!
・DRM
やりたきゃやれよ。オレは拒否。倒産してから反省しろって。
・コピーワンス
気の迷いだったね。止め給え。
・還流防止措置
全然活用してないよね。もう止めようよ。洋楽輸入盤止める前に、日本盤洋楽発売が死にかけてるんだし(笑)。
・IP放送
くっだらない内容のTVでも見たいというありがたいお客が残っている間に、さっさと大解禁しなさいって。
・音楽配信
権利者に任せておいてもロクなことにならないのは、もうここ数年で分かったでしょ? クリエイターとリスナーを直接結んで、中間搾取者は排除し給え。
・PSE
経産省は、己の誤解を言いつくろうために、巨額の税金を費やして、ムダな検査機関を山ほど作って天下りを画策してます。すぐに止めさせて下さい!

・・・などなど、言いたいことがあったらガシガシ送りつけるべし。

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