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8 posts from April 2006

2006.04.29

知的財産推進計画パブコメ結果

知的財産推進計画2006の策定について Copy & Copyright Diaryさん経由

○知的財産推進計画2006の策定に向けた意見募集の結果について
結果概要
団体からの意見
個人からの意見
○有識者本部員会合議事要旨
第1回有識者本部員会合議事要旨(4月5日)

ざっと検索して、自分が送った内容を確認してみる。問題なく、原文通り、収録されているようだ。
よしよし。

とりあえず見つけた、思わずイヒヒヒヒ、と笑いたくなってしまう記述が「個人からの意見」PDFの374ページにある。いい感じの十把一絡げ具合であるな~。

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2006.04.27

共謀罪:委員会採決は28日に強行されるか?

刻々と日々が過ぎていく。目を光らせていれば新聞メディアにも記事は出ているが、目立つところにはどうも出てきていないように感じる。

与党が18日に、突然審議入りとGW前採決をぶちあげたおかげで騒ぎとなり、注目度は上がりつつある共謀罪。でもまだどんな内容なのか知らない人の方が多いはずだ。

23日土曜日には、東京・銀座で共謀罪反対のデモがあった。私も様子を目にすることが出来たが、沿道の通行人は、「え?、何それ? 冗談みたい・・・・」という反応を見せる人が多いように思った。それはそうだと思う。マンガかディストピアSFの話としか思えないだろうから。つまり、あまりにも現実離れしているが故に、切迫感を感じられないということが起こっているのかも知れない。

法律の中身だけとっても、とてもじゃないがまともな民主主義国家が作る法律じゃない。
ついでに、その法案を、過半数議席を背景に、まともな議論なしに採決するようなら、すでに議会制民主主義が破綻している(実際には、もうずいぶん前から破綻もしくは霧散しているという意見もあろうが(笑))。

「共謀罪」導入に反対集会 「拡大解釈で権利侵害」 日弁連主催、550人参加(西日本新聞)

共謀罪「28日採決は許さない」(ライブドアニュース)

野党3党、「共謀罪」などに結束して対抗(産経新聞)

民主、共謀罪の修正案提出へ 国際的犯罪に限定(朝日新聞)

共謀罪 廃案しかない 超党派議員・市民が集会(しんぶん赤旗)

劇作家協会が「共謀罪」に反対…緊急アピールを発表(Zakzak)

いわくつき「共謀罪」法案が審議入り 衆院法務委(産経新聞)

もしもこんな法案が成立でもしてしまった日には、TVワイドショーに踊らされ、政治的展望もなく、まともな議論も出来ない議員を選んだ人たちを呪わずにはいられなくなりそうで、それが憂鬱である。

まあとにかく、最近は国会で審議している内容があまりにヤバイものが多く、日々チェックしていなければならない。大迷惑である。全然仕事にも趣味にも集中できない。多分日本中に、私と同じく生産性が低下したり、消費活動が減少したりしている人がいっぱいいるんだろうなあ・・・。

国民投票制度:新聞協会委員から意見聴取 衆院憲法特別委(毎日新聞)
国民投票制度の法案もひどい。「事実をわい曲した報道などをしないよう報道側に自主的な取り組みを求める訓示規定」など、なぜ盛り込む必要があるのだ? そもそもが、どのような内容に関しての報道であれ、事実をわい曲した報道など許されないだろう。
現実に必要なのは、「事実をわい曲した説明」を行う官僚や政治家を罰する規定である。例えば電気用品安全法の施行に伴い、これまで経済産業省が行ってきた説明は、歪曲に歪曲を重ね、さらに歪曲を乗せて積み上げて振りかけて、というトンデモなものである。誤解や説明不足と呼ぶにはあまりにも恣意的な、「嘘」とか「出鱈目」とかとしか呼びたくないようなレベルのものだ。こうした行動を放置しておいて、都合の悪い報道を牽制しようとは。

すでに現政府は、無理矢理な法律を作り、民衆をがんじがらめにする以外、生き延びる方法を思いつかなくなっているのだろう。

衆院通過 入管難民法改正案 米流『反テロ』唱え(東京新聞)
これもひどい内容である。強制指紋押捺、法相による外国人強制退去、入出国管理の際に得た指紋データを犯罪捜査に利用可能。なんだこれは? つまりは、何かの容疑者ですらない一般人の指紋データを蓄積し、犯罪捜査に使用してもよい、というのだ。とてつもない人権侵害だろう。捜査令状不要の犯罪予備軍データベース構築になってしまう。この場合の犯罪予備軍とは、つまりはすべての人間、という意味である。

鎖国政策?

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2006.04.23

共謀罪:関連情報クリップ

私にしてみれば信じられないことなのだが、実際のところ世の中には、共謀罪の新設に特に反対していない、または賛成している市民も存在するようだ。果たして、法律の内容を理解した上で賛成しているのか、はたまた市民ではなく権力サイドの人間なのかは分からないのだけれど。

この法律の何が問題かと言えば、
・団体とは2人以上である。つまり、ほとんど誰でも対象に出来る。
・懲役4年以上の犯罪は現時点で620以上ある。例えば万引きも。かつ、今後罰則を強化すれば対象は簡単に広がる。これだけ範囲が広ければ、ほとんど誰でも任意の市民をどれかの対象に出来る。
・共謀罪の疑いあり、と当局が判断すれば、盗聴もやり放題になる。
・自首すると罪科軽減。ということは、囮メンバーが共謀を発案し、自分で密告、ということが可能。市民同士の陥れ合いを促進する。
など枚挙にいとまがない。

またこの法案は、当初テロ対策のための国際条約に基づき国内法整備が必要なため、とされていた。ところが、現在法務省が最近アップしたQ&Aではあたかも暴力団等の犯罪組織取り締まりのため、などという例をあげて「一般国民には関係ありませんよ」とアピールしている。このあたりからも、間違った情報を流してでも法案を成立させたいという危うさは十分感じられることだろう。

解説と実際の法文がまったく一致していないというケースはあまりにも多い。障害者自立支援法は、生活出来なくなり自殺するまでになった障害者を既に生み出している。このblogでずっ取り上げてきているレコード輸入権にしても、趣旨説明と実際の法律には大きな乖離があった。共謀罪の乖離具合は、さらに大きい。

明日は東京・銀座でデモが行われる。
与党はGW前に採決を狙っているようだから、本当に残り時間は少ないのだ。


共  謀  罪 ―5つの質問―
(自由法曹団 警察問題委員会)

共謀罪ってなんだ?

【なぜ共謀罪に反対するのか】(盗聴法<組対法>に反対する市民連絡会 )

共謀罪が適用される法律名・罪名(法務省資料による)

共謀罪ブログ(暫定版)

盗聴法(組織的犯罪対策法)に反対する市民連絡会

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2006.04.21

共謀罪:遂に審議入り

このblogでも何度か話題に取り上げてきたけれど、今年もまだ放棄されずにまもなく審議入りする。
「犯罪の相談をしただけで有罪に出来てしまう」共謀罪。どんな内容だか知らない方は、まず次の記事をどうぞ。


政府が執着 『共謀罪』とは
(東京新聞)

それ以外に、いわゆる全国紙ではほとんどと言っていいほど報道されていないことにもぜひ注目していただきたい。それだけ、政府がマスコミに手を回し、まさに共謀しながら成立を狙っているらしいことがうかがえるだろう。

共謀罪に比べたら、現在でも大騒ぎなPSE(電気用品安全法)など話にもならない。もちろん、邦楽CD還流防止なんていう、まあ人命には直接関係しない法律などさらに比較にならない。それぐらい、人間としての生活、社会生活そのものを完膚無きまでに消滅させてしまう程の恐ろしい法律である。

なので、共謀罪成立の危険がある間は、ホント他のこと考えてる余裕がなくなっちゃうんですよね・・・。

その他、本日時点で見つかったニュース類などクリップ。

共謀罪は"治安維持法の復活" 労働運動弾圧の歴史 市民団体が共同で反対アピール(livedoorニュース)

共謀罪~4/26院内緊急集会へ(レイバーネット)

共謀罪に10万人分の反対署名 市民やジャーナリストらが国会議員に提出(livedoorニュース)

「市民の言論封じる悪法」 共謀罪反対、共同アピール(西日本新聞)

福島みずほ党首の記者会見(4月19日)要旨

21日に共謀罪の審議再開 衆院法務委、野党は反発(西日本新聞)

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2006.04.15

山下友美:「代書屋佐永 3巻(完結)」&「薬師アルジャン 3巻」&プリンセスGOLD発売

山下友美さんのコミックス、新刊が出ました。
2冊とも加筆修正が加えられています。

代書屋佐永 3巻(完結)
薬師アルジャン 3巻

「薬師アルジャン」は現在もプリンセスGOLD誌上で好評連載中。
・・・というか、絶好調連載中です。今月号はページ数もたっぷりある中、意外、意外、また意外な緊迫感溢れる展開。しかもその中にしんみりも、ほろりも、ゾクッ、も、ハラハラも、ドキドキも含まれている密度の濃さ。素晴らしい!

(毎回言ってますが)さあ~~~、次は「ひみつのゴードン博士」に単行本になっていただきましょ~~。
SFとしてもファンタジーとしても少女マンガとしてもサイコーな傑作なんですから。

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2006.04.05

勝手に洋楽止めるなよ!

日本レコード協会のHPで公開されている輸入差止申立てに係る対象レコードリストだが、先月末には堂々と洋楽を税関に受理させるという仁義に反した動きがあったことは記憶に新しい。当然、「バカやってんじゃないよ!」と怒る諸氏が多数おられる訳である。

還流防止措置・洋楽差止めについて認識を問い質すメール(草稿)エンドユーザーの見た著作権 さん)
アジア盤の洋楽なら止めたっていいじゃん、らしい趣味の問題2 さん)
洋楽のThe Great Jazz Trioも受理済みにWhere is a limit? さん)

法改正から1年少々。これまでテキトー三昧にリストアップしていたと思われるレコード会社各社だが、もしかしたら監督省庁にでも怒られたのか?、と思われるような始末書みたいな文書も今年は生まれたりした。
「還流防止措置に関するお知らせ」(平成18年1月31日付)
これは、「スイマセン、レコード会社が申し立てしてた中に、そもそもダメダメなやつがこんだけあったんで消しました」という内容なので、まあ始末書ですな。

その上、以前のエントリ「事実か、広報か:還流盤禁止の実態」にて取り上げた、実にパブリシティの悪臭紛々たる朝日新聞記事を片手に、「ボク達、頑張ってま~す」みたいな話をしてたりもするらしい。

イカン。実にイカン!

PSE騒動でのなし崩しを見ても、放っておけばいくらでも暴走する気満々なのは目に見えている。
そこで、自分としても、日本レコード協会のリストを監視する方法はないものか、と改めて考えてみた。輸入禁止申し立てリストについては、当初から休まず追い続けているWhere is a limit?さんが文句なしに本家なのだが、あそこまで色々分析したものには及ばずとも、洋楽の有無とか、リストのいい加減さくらいは記録する方法はないものかと。

ちょっと思いついたことがあって、しばらく姉妹サイトのFighting MAL Antennaの方に情報を登録してみようかと考えている。ホントは完全自動化したいのだけれど、どうもLivedoorのblog投稿が微妙に扱いにくい・・・。Flockでは対応出来ないみたいだし・・・。

あと、自分でリストを見てみたり、盤の情報を検索したりすると面白い発見もある。
というか、あった(笑)。
香港、台湾からは輸入を止めようとしてるタイトルについて、韓国版を売っている業者さんをネットで見つけたのだ。おお!、なんか果敢で、それだけで好感が持てるぞ(笑)。
ちなみに、楽天の中でした。CD+DVDの奴で、日本盤の25%引き相当くらい
・・・・この大して安くないあたりも微妙でなんとも(笑)。
香港盤や台湾盤はこれより安いのだろうか? ちょっと気になる。

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2006.04.04

新年度 音楽・映像配信はやっと前進?

日本初、レコード会社の音源が聴ける、デジタルステーションLFX mudigi、今日開設。ふっかつ!れしのお探しモノげっき さん)というニュースを先日知ったばかりだと思ったら、今日はこんなのが。

リアルネットワークス、日本初の本格的定額聴き放題インターネットラジオサービス「リアルミュージック」を 5月上旬サービス開始予定

やっとのことでレコード会社も配信に向けて雪解け? というか、あまりに遅いけど(笑)。でもやらないよりマシだし、本来あるべき姿でしょうね。

でも同時にこんなニュースも。

Appleとレコード会社、iTMSの値上げめぐり対立(IT Media)

多分値上げしたら売上げ相当下がると予想しているのですが。だって今だって高いよ?(笑)

同時にこんなのも。

米映画会社7社、映画のダウンロードサービスを開始へ(CNET)

なんで?(笑) 年度が変わるとこんなにいろいろいっぺんに動くもんですか?(笑)

日本国内に関して言えば、レコード業界についてはいろいろ手遅れな部分が目立つので、果たしてこれから起死回生な動きが生まれるかというと相当アヤシイと思いますが・・・。まあそれでも、何か動き始める可能性はありますよね。

音楽以外にも、いわゆるコンテンツのデジタル化という動きの中ではこんなことも。

頑張れ、国立国会図書館Copy & Copyright Diary さん)

こうした動きには、どこかに臨界点があるはずで、デジタル流通可能になった書籍、レコードの量が一定ラインを超えると、今までになかったレベルでの鑑賞・研究が可能になるはず。

それは一個人であっても、手持ちのCDを全部まとめてPCに入れたときに生まれる新しい聴取体験を思い出せば納得がいくはず。

巨大デジタルアーカイブ切望!

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2006.04.01

脳死・経済死・知能死

臓器移植法の改正をしようとしているようですね。

臓器移植法改正を考える

ますます、「生きているべき人」と「死んじゃってもいい人」を明確に区別しようという方向に進めようとしているように見えます。そもそも、「脳死」ってどういう状態を言うのか?、本当に間違いなく判定できるのか?、というレベルでも議論があるのに、どうしてさらに敷居を下げようとするんでしょうね。

「脳死を一律に人の死とする。脳死の拒否権は認めない」ってなんて乱暴な。だって医者によって脳死かどうかの判定なんて変わるでしょう? そもそも提供者が少ないから、増やせるように法律を変えようというのは、実際には本当に死んでいると断定して問題ないのかどうかのグレーゾーンにいる人間を、法律上死んでいることに決めた!、とし、さらには基本的に本人は移植に同意とみなすところから始めよう、ということですよね。

「脳死になった本人がドナーカードをもっていない場合、「臓器移植に自己決定して死んだ」ものとみなし、家族の承諾があれば移植できるようにする。 」ってのはさらにひどいですね。ならば、ドナーカードの反対に、「臓器移植に同意しない」ことを示すカードを同時に作らなくっちゃ。

「親権者の承諾があれば、意思表示のない十五歳未満の脳死の子どもからも移植ができるようにする」というのもまるでSFですね。自分の子供なら、親が決定して内臓取り出していいとは。

法律が「死」の判定基準を下げてしまう。これは恐ろしいことです。なぜなら、その気になればいくらでもハードルは下げられるからです。

一定水準以下の経済的生産力を発揮できない成人は、経済的に死んだも同然であるから、これを新たに経済死と定義し、拒否権は認めない。

一定水準以下の知能しか発揮できない成人および小人は、知能的には死んでいるも同然であるから、これを新たに知能死と定義し、拒否権は認めない。

一定水準以下の容姿に生まれついた者は、外見的には日本人として存在しない方が良い存在であるから、これを新たに容貌死と定義し、拒否権は認めない。容姿の判断は所轄省庁の大臣が認定するものとする。

どんな楽器や電気製品がビンテージかを大臣が判断するくらいなので、放っておくといつの間にか、「あれ?、オレ今日からは生きてるのに大臣許可がいるんだっけ!」なんてことになりかねないなあ。

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