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7 posts from June 2007

2007.06.29

大騒ぎになったPSE(電気用品安全法):ひっそりと収束か

家電の安全示すPSEマーク、中古品販売不要に(Nikkei Net)

PSE(電気用品安全法)を覚えてますか? 古い電気製品がそのままでは中古販売出来なくなってしまう法律です。参議院で与野党の最終攻防ピークというタイミングで発表されたとは、やはりニュースの谷間に埋もれることを期待してでしょうか?

 経済産業省は28日、電気用品安全法(電安法)の基準に適合し安全なことを示す「PSE」マークがない中古家電の販売を認める方針を決めた。2001年 3月以前に製造された製品が対象。経産省はこれまでマークのない中古家電の販売について、安全性を確保できないという理由で認めていなかったが、方針転換した。今秋の臨時国会に電安法改正案を提出する。

 01年4月に施行された電安法は、PSEマークを取得しなければ、電気製品を販売できないと定める一方、マークがなくても販売できる5年間の経過期間を設けていた。その期間の切れた06年の春に、マークのない在庫品を販売できなくなる中古品販売店や、「ビンテージ」と呼ばれる中古電子楽器が対象になるとして著名音楽家などが反対し、議論が巻き起こった経緯がある。

 これを受けて経産省はビンテージ扱いの中古楽器については例外的にマークなしで販売できるようにした。(01:54)

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2007.06.21

うひゃあ、朝日ソノラマが解散するとな!

朝日ソノラマ、9月末で解散 債務超過続く(asahi.com) 2007年06月21日20時12分

 出版社の朝日ソノラマ(資本金2億円、飯田隆社長)は21日、9月末で会社を解散し、業務は同社の株式を100%保有する朝日新聞社が引き継ぐ、と発表した。9月の臨時株主総会で正式に決める。債務超過が続いているうえ、社員の高齢化が進み、経営再建は難しいと判断した。朝日新聞社は、希望する社員の職場も確保する。

うあー、大ショック!
朝日ソノラマの単行本とかマンガ文庫は貴重なものが多いのだよ。
サンリオSF文庫の時みたいになっちゃう?

 59年に設立され、ソノシートと雑誌を合わせた「月刊朝日ソノラマ」を発刊。現在はコミックを核に、ノベルスや一般書などを出している。

 10月以降は朝日新聞社から書籍、コミックの単行本などを刊行する。隔月刊コミック4誌のうち「ほんとにあった怖い話」「ネムキ」「ネムキ増刊 夢幻館」も発行を続けるが、「ほんとにあった笑っちゃう話」は9月発売号までで休刊する。

 朝日新聞社の篠崎充・出版本部長補佐は「優良なコンテンツを引き継ぎ、発展させていきたい。コミックは、これまでの朝日新聞にはなかったもので魅力を感じる」と話している。

うむ。とりあえず、すぐに雑誌や単行本が消えることはなさそうだ。
その点、いきなり消滅したサンリオの出版事業とは事業が違いそう。

波津彬子「雨柳堂夢咄」、今市子「百鬼夜行抄」あたりが人気作品で有名だが、他にもTono「チキタ★GUGU」(連載は終了)、諸星大二郎の「栞と紙魚子」シリーズ、かまたきみこ「空中飲茶飯店」(早く単行本化してくれ~)、高橋葉介などなど、ネムキ周辺の作家さんは豊饒なのであります。



それと、他社雑誌掲載作品を単行本化する時にも特色があって、山内規子の「少年A」のように、今はなきぶ~け(集英社)からと、近年のサクラミステリー(あおば出版)掲載作品を単行本にまとめたものも出たりするので実にあなどれないのだ。

出版不況だとか、こうした出版社の解散とかを聞くたび、「どこがコンテンツ立国なんだ?!」と思ってしまうことしばしば。もちろん、全ての出版社が好況になるのははなはだ難しかろうが。

ところで、昨日から始まったパブリックコメント「通信・放送の総合的な法体系に関する研究会 中間取りまとめ」(総務省)というのがあるのですが、これすごい危険かも知れません。ポイントは、個人のblogやウェブサイトがどう扱われるか、という点にあります。

ネット配信番組もTV並み規制必要 国の研究会が将来像(asahi.com)
通信・放送の融合に対応する新法体系案、総務省が中間とりまとめ公表(Internet Watch)

個人のHPやblogは「公然通信」というジャンルに分類されそうです。つまり、個人メディアとしてのネット上情報を一緒くたに「放送」の一種にしてしまい、規制可能対象にしようとしているように見えます。総務省管轄ですしね。明らかに、近未来を想定した情報統制法を作ろうとしているようです。うわ~、これはヤバイ!!!!

暴走するデタラメ立法を止めるには、まずはパブリックコメントで意見送っておくことでしょうね。

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2007.06.20

新聞記事からは分からない:衆院懲罰委員会での横暴

保坂展人のどこどこ日記
年金法案、抵抗した野党議員への懲罰もまた「強行採決」より。

新聞ニュースでも、なんだか乱暴なことをするなあと思えた、民主党の内山晃衆院議員30日間党員停止決議だが、どうもその実態は酷いものだったようだ。

たとえば次のような新聞記事を見る。単に議決された、としか読めない。


『委員長不信任で排除 与党が民主へ異例の“懲罰”』 
 与党は18日の衆院懲罰委員会で、民主党の内山晃衆院議員に対する懲罰動議の取り扱いが「民主党の主張のみを取り上げ、不誠実・不公平に委員会を運営した」として、横光克彦委員長(民主)に対する不信任決議案を可決、内山氏を登院停止30日間とすることを議決した。衆院事務局によると、委員長不信任案が可決されたのは、戦後間もない1948年12月の予算委員会以来、59年ぶりの異例の事態。(東京新聞・6月19日)

しかしその実態と来たら「議決」などと呼べるものではなかったようだ。
そもそも真っ当に議論されていない。ここでも与党は議論無し強行採決だったのだ。

懲罰委員会の委員長は横光克彦議員(民主)だ。以前は社民党にいた議員だから、電話して事情を聞いてみた。15日に懲罰委員会を開いて趣旨説明を聞いた。そして、「与野党筆頭理事同士でよく話しあって下さい」と言い続けたという。昨日の18日に横光委員長は、理事会の場で「与野党の意見は一致しましたか。していないのなら、今日は委員会を開けないですね」と言ったとたんに、不信任動機が島村宣伸理事から出され、その後与党のみ出席の懲罰委員会で「委員長不信任決議案」が決められたという。御当人の内山晃議員が一言も発することなく、また懲罰委員会に呼ばれることもなく、「30日間の登院停止」を決めてしまった。横光委員長は、委員長ではあるが、島村代理がいるので委員会を運営することが出来ないという宙吊り状態に追い込まれた。   そして、今から再開されようとしている衆議院本会議で、内山晃議員の「身上弁明」を聞いた上で、島村懲罰委員会理事が登壇し、「内山晃議員の登院停止30 日間」を宣告する。そして、民主党の10分の反対討論の後で採決するという段取りになっている。社民・国民・民主の3党は抗議して本会議場から退席する予定だ。本人の弁明も一切の審議もなく、強行採決された「登員停止」処分など認めるべきではない。

まともに「論を尽くす」作業も出来ない議員を国会に送り込んだツケがこういう事態となって現れる。

そして国会では何が起こるかというと、さらに教育現場を崩壊させるに違いない改正が行われようとしている。

教育3法案:野党抗議の中、参院委で可決 20日成立へ(毎日新聞)

 学校教育法改正案は、義務教育の目標に「我が国と郷土を愛する態度を養う」との「愛国心」表記を盛り込んだほか、副校長などのポストを創設する。地方教育行政法改正案は、教育委員会に対する国の指示・是正要求権を新設し、99年の地方分権一括法で廃止した「是正命令権」を事実上復活させるもの。都道府県知事が行う私学行政への教委の助言・援助規定も設ける。

 教員免許法改正案は、教員免許の有効期間を10年とした上で免許更新制を導入するもので、09年度から教員免許の更新制度をスタートさせ、現職の教員にも講習修了を課す。

国が教育への介入度を高め、愛国心を強要し、教員への講習を行うという。
結果としてファシズムに同調できる少数の教員だけが残るような仕組みに思える。つまり公立学校は愛国者製造機関へと変貌するということか。

過半数議席を持つような巨大政党を作ってはいけない、ということが実によく分かる。
論を尽くし、まっとうに仕事が出来る議員を増やす以外に道はないだろう。

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2007.06.12

どうやら不正選挙の準備中らしい

国政選挙に電子投票、与党了承 残るシステム不安(asahi)

公職選挙法特例法改正案にて電子投票を推進する動きが出てきた。思うに、これは憲法改正国民投票などを睨んでの、不正選挙準備行動だろう。

「不正が横行するアメリカ大統領選挙」「電子投票機不正疑惑 民主主義をハッキングする」、また日刊イトイ新聞などを初めとして、電子投票先進国のアメリカでは、相当の不正が行われているらしいことが分かってきている。少なくとも、あり得ない集計結果があちこちで出ているのは事実のようだ。グレッグ・パラストの「金で買えるアメリカ民主主義」なんかを読んでいただくと詳しい情報もある。

よって、今のタイミングで電子投票を推進するというのは、どう考えても自分たちに有利な結果を生み出すための布石だろうと思うわけで・・・。

つまり、やろうと思っている人々は相当本気だ、ということだ。
戦争で殺されたり殺したりするのがイヤな人は、もう今から真剣に「死にたくな~い!、殺すのやだ~!」と言い続ける必要があるだろう。

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2007.06.07

杉山小弥花「当世白波気質」 まもなく単行本発売

今月はね、楽しみなものが多いです。

まずは待望の単行本化、杉山小弥花の「当世白波気質」。6/15発売です。

また今月発売のミステリー・ボニータに連載新作が載っています。

いや、これ好きなんですよ~。実にいい。

その翌日6/16発売のプリンセスGOLDでは青池保子さんの「アルカサル」完結編が出ます。遂に完結。

そして、しばらく単行本化が滞っていた河あきらの「Wonder」7巻もめでたく6月発売とのこと。

おまけに今月発売のサクラミステリーでは山内規子の「霊感動物探偵社」が順調に連載中。

こんなにお気に入りがダブるのは珍しいなあ。

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2007.06.02

「安全神話の闇に葬られる原発被曝労働者」

安全神話の闇に葬られる原発被曝労働者(JanJan)
http://www.janjan.jp/living/0706/0705310440/1.php

以前にもこうした内容を読んだことはあるが、改めて読むと・・・。

最近読んだ、光文社新書「ハラスメントは連鎖する」が素晴らしく、これは実に重要な1冊だと思うのだが、原発労働者を生み出す精神とハラスメントには繋がりがあるようにも思う。なぜ私達は、同じ日本人を被爆環境に送り込んで殺しても平気なのか?

産業革命以降、経済原理が相当大勢の人を殺しちゃったんだろうな、と改めて思う。
そんな殺され方をする人がいない状態こそが「美しい国」なんじゃないだろうか。

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2007.06.01

ケイタイを捨てよう!:すでに端末移動情報までが警察システムに直結

Suicaや携帯電話の利用履歴を追えば、かなりの精度で個人を追跡することが出来てしまうという危険があるかも知れない・・・。そんな危惧は既に現実に追いついていなかったらしい。すでにDocomoなどは、捜査令状なしでも任意要請に応じて警察にどんどん資料提供しているそうです。

携帯番号が“背番号”に 移動履歴監視の怖さ
http://www.janjan.jp/living/0706/0705316449/1.php

おまけに、共謀罪を先取りしたような捜査・逮捕までがすでに行われているとのこと。

ああ。携帯電話が便利な機械だった時代も終わったのですね。
ケータイ捨てなきゃ。

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