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2007.06.20

新聞記事からは分からない:衆院懲罰委員会での横暴

保坂展人のどこどこ日記
年金法案、抵抗した野党議員への懲罰もまた「強行採決」より。

新聞ニュースでも、なんだか乱暴なことをするなあと思えた、民主党の内山晃衆院議員30日間党員停止決議だが、どうもその実態は酷いものだったようだ。

たとえば次のような新聞記事を見る。単に議決された、としか読めない。


『委員長不信任で排除 与党が民主へ異例の“懲罰”』 
 与党は18日の衆院懲罰委員会で、民主党の内山晃衆院議員に対する懲罰動議の取り扱いが「民主党の主張のみを取り上げ、不誠実・不公平に委員会を運営した」として、横光克彦委員長(民主)に対する不信任決議案を可決、内山氏を登院停止30日間とすることを議決した。衆院事務局によると、委員長不信任案が可決されたのは、戦後間もない1948年12月の予算委員会以来、59年ぶりの異例の事態。(東京新聞・6月19日)

しかしその実態と来たら「議決」などと呼べるものではなかったようだ。
そもそも真っ当に議論されていない。ここでも与党は議論無し強行採決だったのだ。

懲罰委員会の委員長は横光克彦議員(民主)だ。以前は社民党にいた議員だから、電話して事情を聞いてみた。15日に懲罰委員会を開いて趣旨説明を聞いた。そして、「与野党筆頭理事同士でよく話しあって下さい」と言い続けたという。昨日の18日に横光委員長は、理事会の場で「与野党の意見は一致しましたか。していないのなら、今日は委員会を開けないですね」と言ったとたんに、不信任動機が島村宣伸理事から出され、その後与党のみ出席の懲罰委員会で「委員長不信任決議案」が決められたという。御当人の内山晃議員が一言も発することなく、また懲罰委員会に呼ばれることもなく、「30日間の登院停止」を決めてしまった。横光委員長は、委員長ではあるが、島村代理がいるので委員会を運営することが出来ないという宙吊り状態に追い込まれた。   そして、今から再開されようとしている衆議院本会議で、内山晃議員の「身上弁明」を聞いた上で、島村懲罰委員会理事が登壇し、「内山晃議員の登院停止30 日間」を宣告する。そして、民主党の10分の反対討論の後で採決するという段取りになっている。社民・国民・民主の3党は抗議して本会議場から退席する予定だ。本人の弁明も一切の審議もなく、強行採決された「登員停止」処分など認めるべきではない。

まともに「論を尽くす」作業も出来ない議員を国会に送り込んだツケがこういう事態となって現れる。

そして国会では何が起こるかというと、さらに教育現場を崩壊させるに違いない改正が行われようとしている。

教育3法案:野党抗議の中、参院委で可決 20日成立へ(毎日新聞)

 学校教育法改正案は、義務教育の目標に「我が国と郷土を愛する態度を養う」との「愛国心」表記を盛り込んだほか、副校長などのポストを創設する。地方教育行政法改正案は、教育委員会に対する国の指示・是正要求権を新設し、99年の地方分権一括法で廃止した「是正命令権」を事実上復活させるもの。都道府県知事が行う私学行政への教委の助言・援助規定も設ける。

 教員免許法改正案は、教員免許の有効期間を10年とした上で免許更新制を導入するもので、09年度から教員免許の更新制度をスタートさせ、現職の教員にも講習修了を課す。

国が教育への介入度を高め、愛国心を強要し、教員への講習を行うという。
結果としてファシズムに同調できる少数の教員だけが残るような仕組みに思える。つまり公立学校は愛国者製造機関へと変貌するということか。

過半数議席を持つような巨大政党を作ってはいけない、ということが実によく分かる。
論を尽くし、まっとうに仕事が出来る議員を増やす以外に道はないだろう。

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