ダビング10と独占禁止法違反
MIAU主催のシンポジウム「ダビング10について考える」が開催された。IT Mediaにも記事が出ているのでご参照あれ。
そして合わせて読んでいただきたいのが、パネラーとしても参加した池田信夫氏のblogである。
B-CASは独禁法違反である(池田信夫blog)
舞台裏を知っている方からこうして事情を聞くと、コピーワンスもダビング10も、TV視聴者の都合は何も考えておらず、放送事業者と電気機器メーカーが自分たちの都合で国民に押しつけているものであるということが分かってくる。
高価なデジタル対応TVなんぞにお金を払うことなんてしてはいけない、というより、そもそもTVなんてお金を出してまで買う必要がある機械なのかどうか、この機会に考え直した方がいいのかも知れない。仮に購入するとして、元を取ろうと思ったら、いくらならそれが可能なのか、試しに計算してみてはどうか。
実際には独占禁止法違反で電器メーカーに規格を押しつけ、コストアップした機器およびB-CASカードををこれまで売りつけてきた訳だから、その分を視聴者に返還するべきだろう。だから、政府が本当にデジタル放送に切り替えようとするなら、機器を消費者に買わせるのではなく、これまでの非道を詫びつつ各家庭に機器を配って回るくらいのことはしてもらっても罰は当たるまい。
納得できない不自由規制(コピーワンス、ダビング10)が存在する内は、視聴者がデジタル放送なんかに移行する必要はまったくないのだ。どうせ近い将来、コピーフリーにしなければ機器は売れず、放送は誰も見なくなる。その頃には視聴するための機器も携帯電話並にほぼ無料になるだろうからそれまで待てばいい。
待っている間に、これまで撮り貯めたビデオをゆっくりデジタル変換して整理したり、買ったまま積読状態のDVDをゆっくり消化していればいいのではないだろうか?(笑) もっとも、その頃には既にネットTVが主流になってしまっているかも知れないのだが・・・(笑)。
何しろ、次世代DVD規格でHD-DVDとBDがごたごたしている内に、50Gくらいの容量ではどうということはないくらい、ハードディスクは大容量化し安くなった。最近は500Gで1万円ちょっとだ。ということは、50GのBDメディアは1枚1000円でHDDと同単価。つまり2~300円になってくれないとほとんどメリットがない。ところが現在のメディア価格は25Gで1枚1000円ちょっと。ハードディスク単価の2倍だ。これでは全然メリットがない。ハードディスクを買い足す方が安いし便利だ。ホログラフィーを応用した1枚で1テラのディスクというのが研究レベルでは出来ているそうだし、そのくらいのインパクトがないとメディアシフトする意味がない気がする。
ついでにいうと、フリーオに代表される、コピーワンスを気にしない機器はこれからも増えるだろう。何しろ法律違反でもなんでもないのだから。
総務省にFriioを規制する権限はあるか(池田信夫blog)
まあまとめると、
・ダビング10みたいな規制がある間はデジタル放送を見ない
・もしも見たいならフリーオのように、おかしな規制に縛られない機器を使う
・そもそも、自分の人生にとって、今放送されているTV番組がどれほどの意味があるのか、もう一度考え直してみる。本を読む、文章を書く、家族や友人と話をするといった活動の方が価値があったりはしないか?、と。
といった対応が、一般消費者としては正しいのではないかと思われる。
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