気になる漫画の話でも
このところ、著作権法改正関係周りの話題ばかりで、筆者のみならず読者の方も暗澹たる気分かとも思い、久しぶりにマンガの話でも書こうかと思います。
きっかけは、今週の週刊モーニングを読んだら、「じょなめけ」が次回で最終回というのに驚いたから。
これって、江戸時代の版元、蔦谷重三郎の物語なんです。若き日の喜多川歌麿や山東京伝も出てきます。なんだか物語としては、やっと導入部というか第一部が収束するくらいのような気がするのですが・・・。単行本もなかなか出なかったので、ずっと連載切り取って保存してたんですよね~。
第2部開始を切に望みます。
最近気になるニューフェイスと言えば、昨年はなんと言っても「当世白波気質」の杉山小弥花さんですが、他にも初単行本&期待の作家さんがいます。
まずはLaLaDXで読み切りが載って、それが連載になって、連載5回mには単行本化が決まったという、知る人ぞ知る超期待作、「赤髪の白雪姫」をご紹介しましょう。
赤髪の白雪姫 あきづき空太 著
いや、この本手に入れるの苦労しました(笑)。
12/5発売だったのですが、ちょっと出遅れたら12月中旬にはもうどこにも在庫がなくて、Amazonで取り寄せたら12/20の第二版だったという・・・。やっぱり自分以外にも、連載読んでた人はみんな単行本を待ってたんだなあと感心。すごくきりっとした主人公がとてもいい感じ。絵もお見事。
続いて、今年1月に目出度く2巻が出た「本屋の森のあかり」。
本屋の森のあかり 磯谷友紀 著
作者 磯谷友紀さんのblog
書店が舞台で書店員が主人公のマンガというのも珍しいですよね。そのおかげか、東京都内でも多くの書店さんがフェアを組んでくれているみたいで、あちこちで平積みになってます。絵は若干こなれていない感じもありますけれど、出てくる本好き達が皆おとぎ話レベルにファンタジックなので、そうしたお話しにはマッチしている気がします。
他にも、読み切りが載ったばかりの新人作家さんにも気になる人は多いのですが、キリがないのでまた次の機会に・・・。
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