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2008.05.05

統計でウソをつく方法 実例

いや、騒ぐほどのことではないのですが、実例として。

子供の数 過去最低を更新(読売新聞)


 「こどもの日」にあわせて総務省が4日に発表した推計人口(4月1日現在)によると、日本の子供の数(15歳未満)は、昨年より13万人減って1725万人となり、27年連続の減少となり、過去最低を更新した。

 総人口(1億2773万人)に占める割合も13.5%と34年連続で低下し、少子化がさらに進んでいる実態を浮き彫りにした。

 男女別では、男性884万人、女性841万人。年齢層が下がるほど少なく、中学生(12〜14歳)は359万人、小学生高学年(9〜11歳)358万人、小学生低学年(6〜8歳)351万人、3〜5歳332万人、0〜2歳が324万人だった。

 都道府県別(07年10月1日現在)の割合では、沖縄県が18.1%で最も高く、最低は東京都の11.7%だった。ただ、前年比では、東京都のみ増えた。
(2008年5月5日 読売新聞)

この記事で使用されているグラフを一見すると、2008年における15才未満の人口は1950年の1/10に見えますね。本当は半分までは行かず、1/2よりちょっと多い程度のはずなのに。

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これは縦軸が1500万人から始まっているからです。
数値としては半分だ、と分かっていても、これほど減少を強調したグラフを見ると、つい危機感を覚えてしまいますよね。

統計でウソをつく法—数式を使わない統計学入門
(ブルーバックス 120) (新書)

印象操作とプロパガンダへの自衛策として、分かりやすくてとても勉強になる本。古い本ですが、やはり名著かと。実におもしろいですし。

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