なぜか海外SF豊穣のこの頃
理由はよく分からないが、ここ数年海外SFの翻訳書が大豊作状態だ。それも未訳の名作、絶版の名作が目白押し。
最近のものだけちょっとピックアップしてみても・・・・
拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1)
調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) ジーン・ウルフ (著)
ファンタジーという羊の皮を被った恐るべき4部作。凄い密度、凄いアイディア。
ハローサマー、グッドバイ マイクル・コーニイ (著)
サンリオSF文庫で出ていた名作、ようやくの復刊!
氷 アンナ・カヴァン (著)
極北のSFと言われる1作。こちらもサンリオSF文庫で出ていたもの。改訳版。
蒸気駆動の少年 ジョン・スラデック (著)
あまりにもマッドで、もうSFなんだかどうだか分からないくらいの特殊な天才による作品集。
当然最高なんである。
スタージョン、スラデック、ラファティなど、個人的にお気に入りの作家の本が、本当にここ数年増えてきた。こんな豊穣時代がいつまで続くか分からないから、あるうちに買っておきましょう(笑)。
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