パソコン・インターネット

2008.07.12

iPhone発売の日に寄せて:ケイタイからネットに接続するコワサを改めて

iPhone 3Gが発売され、日本各地で売り切れになったようだ。こうしたガジェットが生まれて広まることはまあ喜ばしい。ただしやはりまだ過渡期であり、料金は高いと思うけれど。

それはそれとして、有害情報規制とも実は繋がっているらしい、携帯電話契約者固有ID(個体識別番号)送信について、ぜひ下記の文章を読んでいただきたい。要は、現在日本の携帯電話からウェブサーバーに接続すると、その時契約者固有IDを送信するようになってしまっている、という話である。

日本のインターネットが終了する日(高木浩光@自宅の日記)

技術的な内容を含むので、ネットワークについて詳しくない場合はすんなりとは読めないかも知れないが、その場合は最低でも以下の節には目を通して欲しい。

・契約者固有ID送信時代の安全なケータイWeb利用リテラシ
・補足
で、iPhoneなんだが、ソフトバンクであるということは、やはり契約者固有IDは簡単には変更できないという仕様なのではないだろうか? うかつにネットにアクセスできないとすると、iPhoneの魅力も激減するのではなかろうか。ゲーム機&音楽プレーヤーとして使えばいいのかも知れないが。

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2008.02.16

[さらばWindows] ubuntuはとても良くできている

もう何年も前から、早くWindowsとは手を切りたい・・・と願いつつも、なかなか踏みきれないで来ました。自分なりに理由を考えてみると・・・

・Linuxの方が安定しているとは思いつつも、いくつかのアプリケーションに後ろ髪を引かれる

・最新ハードウェアだと対応しきれない場合があり、インストールではまりそう

・仕事の関係もあり、いくつかのWindowsアプリは手放せない

このあたりの事情を含めつつ、時々最新ディストリビューションのチェックはしてきておりましたが、かなりいい線に来ていることは感じていました。CPUはとっくに64bitのものが主流になっているのに、OSが付いて来ていなかったのですよね。というより、OSは出ていても、アプリが対応していないというべきでしょうか。

使用中のWindowsXPがまた調子が悪くなってきていたこともあり、思い切ってメインOSをLinuxに移行することにしました。いくつか予備調査した中で、一番ラクそうだったubuntuを今回は選択しました。後押ししてくれた理由の一つは、VMwareワークステーションがVer6になって、USB2サポートなど、かなりの高速化をしてくれたこともあり、仮想マシンの中でもUSBチューナーを使った画像キャプチャが出来ることが分かったこともありました。

ubuntu選択理由

  • Debianベースであり、パッケージ管理が楽なこと
  • AMD 64 bit版があること
  • 日本語ローカライズされていること
  • ハードウェアの自動認識が相当に賢いこと
  • インストール時からNTFSパーテーションがマウントできること(既存ファイルをそのまま持っていけます)
  • インストール直後の画面が美しいこと(^_^)
  • Live CDでOSを立ち上げて、アプリとしてインストーラーを走らせる仕様なので、CDをダウンロードして起動すれば、自分のマシン環境に対応しているかすぐ分かること。
    かつ、インストール中からブラウザはもとよりVNCクライアントまで使えるので、他のマシンをリモートで使いながらインストールが可能。

インストール手順やハマった点はまあおいておいて、大体落ち着いた結果としては・・・・

あとほんの少しで、Windowsは手放せる!

という感触です。

ubuntu Linuxでも出来たこと

  • 市販のDVD再生 パッケージマネージャー経由でインストール出来るプログラムだけで可能になります。ただしインストール直後は不可。
  • RSSリーダー Liferea
  • メーラー Claws Mail Sylfeedを改良したもの。マルチアカウント対応。アンチウイルスソフトのClamAVと、スパムフィルタのBogofilterをプラグインとして使用可能。つまり、ウイルス対策+迷惑メール対策を組み込んだメーラーになれます。
  • ブラウザ 定番Firefox。64ビット環境だと、多少プラグインインストール等に手間が掛かるのですが、ubuntuではほとんどがパッケージマネージャー経由ですんなり入ります。
    Flash OK、Divx OK。WMVとRealは若干手間。32bit OSなら多少楽かも・・・。
  • xfy Blog editor Justsystemが提供している無料のblogエディタ。Javaなんで、すんなり入ります。このエントリもLinux上のxfyで書いてみています。
  • FMラジオ再生 Kradio チューナーカードを持っていれば、FM放送も聞けます。v4linuxの初期設定だと日本の周波数帯と合っていないので、Kradioのv4linux設定タブで周波数調整が必要でしたが。
  • 音楽再生 アプリいっぱい・・・。
  • 画像表示 アプリいっぱい・・・。
  • アイディアプロセッサ関連 何種類かありましたが、knowitというのが手に馴染みました。もちろん、マインドマップ作成ソフトのFreemindなんかはLinux版があります。
  • PIM系 Kontactはかなりいい感触。Kmailもウイルス&スパム対策ができるのだけれど、マルチアカウントの扱いがOutlook風で趣味じゃなかった。
  • ネットワーク系いろいろ VNCクライアントは最初から入ってますし、RDPプロトコルも対応できるので、Windowsのリモートデスクトップにも接続出来ます。初期状態でインストール済み。
    gSTM SSHのトンネルマネージャー。複数の接続設定を保存しておいて簡単に起動出来ます。

キリがないのでこの辺で・・・。パッケージマネージャー経由でインストールできるものだけでも数千種類のアプリがあります。

ubuntuを使う場合、32ビット版ならATOK Xがすんなり使えるはずです。64bit版も対応したのが売りのバージョンアップでしたが、Debパッケージは32ビットだけみたい・・・。入れる方法があるのか調査中です・・・。

結局Windows必須となっているアプリはあと少し。まあVisualStudioは無理でしょうけど・・・。それと日本語入力システムとは協調してくれないのですが、Wineの出来もかなりよくなってきているようで、英語環境ならMS Office 2000はそれなりに使えるみたいですよ。OpenOfficeが入っているので、既存Excelマクロがどうこうというのでなければあまり関係ないですけど。読むだけならOpenOfficeで開けますし、自分のための文書なら最初からそちらで作ればいいわけで・・・。

あー、まだプリンタ設定してませんでした。

そして日本の個人ユーザーの多くは、ハガキ印刷ソフトを必要としていたりしますよね?(笑)まあでも、あとちょっとですよ。それまでは、Linuxを母艦にして、仮想環境に古いWindowsを押し込めておいて移行期間を乗り切ればよいのではないでしょうか? 少なくともVistaがロクでもない出来らしいことは徐々に明白になってきていますしね。

あ。Linuxネイティブにしたら、ファイルのダウンロード速度がすごく上がりました(笑)。Windowsだとやはり回線よりもOSがボトルネックだったのかも(笑)。

2008.2.17追記

ひとつ書き忘れていました。

動作するアプリの中で、eMsuicのダウンロードクライアントであるeMusic RemoteにはLinux版があります。もともとFirefoxを改造して作られたアプリですから難しくはなかったのでしょう。

DRMなし・MP3配信の強みはこうしたところにも出てきますね。

ついでにもう一つ。Amarokという良くできた音楽プレーヤーもすぐインストールできるのですが、こちらはMagnatuneとタイアップしています。左側にMagnatuneタブがあって、そこから全アルバムのストリーミング再生・および購入が可能になっています。AmarokのWindows版ってないんですよね・・・・(笑)。

Magnatune Tab
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2007.05.10

次のトレンドは交換か?!

前回はdig-logの正式スタートについて触れたのでしたが、どうも個人間での物々交換というのはこれから活発になるような予感がします。

国内のオンラインで物々交換できるネットサービスまとめ(Gigazine)などでもまとめられていますが、既にスタートしているもの、これからスタートするものと、ネットを通じてモノを交換しよう、というサービスが続々。

でも、実際に覗いてみると、どこもまだ始まったばかりというか、様子見というか・・・(笑)。
この静かさは、短期間で撤退してしまったeBay Japanを思い出させますね(笑)。

まあ分かるんですよ。ユーザーとしては、本当は参加する前に、自分が欲しいようなものが登録されているサイトが嬉しいんだと思うのです。でも最初はどこにもない。ユーザーが少なそうだと、出品しても欲しい人が現れないかも・・・、という悪循環で、ずっと静かなままになっちゃうんですよね。

それからサービスの仕組み。
1対1で交換するポリシーのところは行き詰まるのではないかと個人的には思ってます。
両方が、お互い交換してもいいものを持っている確率はとても低いでしょう。
だから、一旦ポイントに換算する方式の方が理にかなっていると思います。

それからサイトの使い勝手。これはまあどこもまだまだですね。
でもdiglogは、β期間に相当手を入れたようで、なかなか悪くないです。

書籍についてはあるかも~ね.BOOKがいいですかね。

http://www.arcamone.net/

まだ登録が少ないのと、検索結果表示ページのデザインが妙(笑)なのを除けば、他は良く出来ています。ISBN入れればすぐ書誌情報が出るし、自分で画像追加することも出来ます。セット物とかも自分で作って登録出来ます。

今月スタートするトリカルとか、ヒマラヤとかも要注意。

ただ、なんとなくサイトのポリシーとかが悪くない気がしたので、ちょっとあるかも~ね.BOOKに出品してみようと思ってます。まあまずはちょろちょろ存在してる重複本あたりから(笑)。

あー、でも交換サイトって、劇的にモノを減らす効果は期待できないかも知れませんね・・・・。

不景気と物々交換と価値観・・・・という、ちょっと掘り下げた話はまた時間があれば・・・。

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2007.04.26

VPNクライアントをインストールする危険な香りのSound Portal Player

手持ちのMP3音源から携帯向け音源が作れるというSound Portal Playerというものがあるらしいので試そうと思った。

調べてみると、こんなサイトがあったのだった。

Sound Portal

http://soundportal.jp/

手持ち音源を公開して仲間を見つけるコミュニティーとしてはmogというのがあって、ここもHDD内の音源からコレクションを公開する機能を持ったソフトを提供している。

ただSound Portalにはいくつか気になる点があった。

まず「30日間無償」のプレーヤー、その後ライセンスキーをいくらで販売しているのかが書かれていない。これはネットではかなり例外的だと思う。まあ詐欺ではないだろうとは思いつつも、価格も知らずにトライするのはためらわれる。

まあそれでも試しにと会員登録してプレーヤーをインストールしてみた。するとインストール中にネットにアクセスする。まあ昨今そうしたソフトは珍しくはないが、問題はアクセス方法にあった。このプレーヤー、なんとSoftEther社のPacketiXを使っていたのだ。

PacketiXはVPN構築ソフトである。通常は、会社のネットワークと自宅のPCを繋ぐとか、離れた2拠点のLAN同士を接続するなどの用途で使用する。つまり、こちらも相手も身内、という場合に行う通信方法なのである。たかがPC内の音源ファイル管理ソフトがVPN通信を必要とする訳がない。もちろん、VPN経由でもサーバーとの通信は出来る訳だが、そこまでする必然性がないはずである。

VPNに接続するということは、相手からもこちらがお隣さんになる、ということを意味する。なぜ、たかが音楽プレーヤーソフトを使うために、提供元の会社を自分のPCのお隣さんにしてやる必要があるのか。そんな必要はないに決まっている。

FAQをもう一度見直してみると、「Q4.   インストールができないのですが?」のセクションに、一部関連する記述があった。

[3]インストール前に既にVPN通信が設定されているPCでは、インストールできない場合があります。

既存のVPN通信が必要なければ、それを停止するかソフトのアンインストールを行った後、再度インストールしてみてください。

VPNに関する記述はここだけのようだ。結局、なぜそんな通信方法を必要としているかについては全く記述がない。こうなると、次はスパイウェア疑惑になってくる。一体このソフトを入れると、どんな情報が外に出て行くのか、またVPN通信回線を開いて、一体サーバーからどんな情報が送り込まれてくるのだろうか。

想像するに、「携帯電話から自宅のPC内の音源が聴ける!」という機能を実現するのに使っているんだろうけど・・・。ただ、もうちょっとこの通信の仕組みと通信内容について説明してくれないと、そう簡単にはお任せする気にはなれない。

Sound Portalを運営しているのは株式会社リテールコムというところで、株式会社ゲオ株式会社インデックス・ホールディングスが株主になっている。なるほど。CDレンタルチェーンと携帯向けコンテンツ会社が関係している訳だ。

せっかく日本にも音楽ファン同士を結ぶコミュニティが新しく出来るか!?、と期待したのだけれど、こんな怪しいソフトを提供しているところじゃ見送りだなあ。インストールするのに覚悟を必要としすぎるよ、これ。

あ、ところで会員登録したら値段は分かりました。

年間で1980円だそうです。

高いよ(笑)。


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2007.04.15

プレイリストを作ってそのまま人に聴いてもらえるFinetuneを試してみた

what's my scene? ver.7.0さんで紹介されていた、finetuneというサイト、これは面白いです。

要はいろんな楽曲から自分の好きな曲を選曲してプレイリストが作れるというものなのですが、結構曲のストックがあるんですね。もちろん、ないものは無いのですが。

試しに自分でもちょっと作ってみました。

That was only yesterday

本当はこれ、サイドバーにも貼り付けられるはずなのですが、どうもココログ調子おかしくて何度やっても上手くいきませんでした。本文中には表示できるかな? リストの表示方法選択が悪かったみたいです。デフォルトがチップツール表示になってました・・・。

テキトーに選曲した内容なのでバラバラですが、まあ全部かなり好きな曲には違いありません。

唯一の弱点は、再生される順番は指定できず、毎回シャッフルになるところでしょうか。


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2006.04.04

新年度 音楽・映像配信はやっと前進?

日本初、レコード会社の音源が聴ける、デジタルステーションLFX mudigi、今日開設。ふっかつ!れしのお探しモノげっき さん)というニュースを先日知ったばかりだと思ったら、今日はこんなのが。

リアルネットワークス、日本初の本格的定額聴き放題インターネットラジオサービス「リアルミュージック」を 5月上旬サービス開始予定

やっとのことでレコード会社も配信に向けて雪解け? というか、あまりに遅いけど(笑)。でもやらないよりマシだし、本来あるべき姿でしょうね。

でも同時にこんなニュースも。

Appleとレコード会社、iTMSの値上げめぐり対立(IT Media)

多分値上げしたら売上げ相当下がると予想しているのですが。だって今だって高いよ?(笑)

同時にこんなのも。

米映画会社7社、映画のダウンロードサービスを開始へ(CNET)

なんで?(笑) 年度が変わるとこんなにいろいろいっぺんに動くもんですか?(笑)

日本国内に関して言えば、レコード業界についてはいろいろ手遅れな部分が目立つので、果たしてこれから起死回生な動きが生まれるかというと相当アヤシイと思いますが・・・。まあそれでも、何か動き始める可能性はありますよね。

音楽以外にも、いわゆるコンテンツのデジタル化という動きの中ではこんなことも。

頑張れ、国立国会図書館Copy & Copyright Diary さん)

こうした動きには、どこかに臨界点があるはずで、デジタル流通可能になった書籍、レコードの量が一定ラインを超えると、今までになかったレベルでの鑑賞・研究が可能になるはず。

それは一個人であっても、手持ちのCDを全部まとめてPCに入れたときに生まれる新しい聴取体験を思い出せば納得がいくはず。

巨大デジタルアーカイブ切望!

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2006.02.23

インターネットの”インフラただ乗り論”てのもひどいなあ

そんな論が生まれていたなんて今日知った・・・。

【集中連載 通信大改革の行方】(4)
「インフラただ乗り」で始まるインターネットの新たな議論
(日経 ITPro)

ブロードバンドなクライアントが増えてきて、かつきちんとブロードバンドな帯域を使うサービスが増えてきたことでプロバイダが悲鳴を上げている、という話。

まあここまでは分かります。そもそも「速い! 100M!」とか宣伝しておきながら、本当に100Mの帯域をちゃんと使おうと思うと「平均的な利用を超えるトラフィックについては帯域制限」なんてことをするのが現在の国内プロバイダだったりするわけで・・・・。

関連記事
大量トラフィック禁止に乗り出したプロバイダーの矛盾

そういうことをしておきながら、さらには「トラフィックを増やしているサービスを提供している企業も自分たちが用意した設備費用を負担せよ!」と言い出したのが”インフラただ乗り論”というものらしい。懐具合の苦しさにだけは同情するが、随分とヒドイ論理だと思う。

そもそも、そうしたサービスが存在するからこそ、市井の庶民が「光ケーブル経由のインターネット接続」などという超贅沢な通信インフラに申し込みするのではないのだろうか? インターネットの機能がメールだけだったとしたら、まず誰もFTTHなんて必要としないでしょ?

自分の商売が苦しいから、儲かっているところからカネを取ろう!、って発想は、私的録音保証金制度にしがみつく一部業界と共通するものを感じますな・・・・。

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2005.11.02

MOOCS:驚愕レベルに凶悪な操作性に驚いた

MOOCSという新しい音楽配信サービスがスタートしました。「ケータイをはじめとするSD-Audio対応機器で楽しむ音楽配信サービス」ということで、PCで聴く以外には、SDオーディオ対応のプレーヤーでしか聴けません。要は携帯電話とごく一部の携帯プレーヤーだけが対応しているという、ある意味ニッチにも思えるサービスです。

私はそうした対応プレーヤーは持っていないのですが、サイトに行ってみると、オープン記念(?)の無料ダウンロードキャンペーンらしきものをやっていたので、とりあえず試してみることにしました。まあ予想としては普段まったく聴いていない層の音楽ぽかったのですが、無料だし、とりあえず試してみようと。

試してビックリ(笑)。
操作性最悪です(笑)。
のけぞりました。

・専用プレーヤーソフトが必要
 まあこれは許容範囲です。
・IEしか対応していない
 これもよくあるパターンではありますが、次に述べる理由により操作性を悪化させています。
・楽曲をワンクリックでカートに放り込む方法がない
 いったんは楽曲ページを開かなくてはなりません。なので、無料曲リストのページから、楽曲ページに遷移します。IEだとウインドウを開きまくる必要があります。

ここまでならば、まだ許せたのです。

無料楽曲をとりあえず全曲ダウンロードしようとして、とりあえず全曲分のウインドウを開こうとしたら、どこかでIEの限界(?)か、開かなくなりました。そこでそれまで開いた分についてはカートに放り込みながらウインドウをクローズしていったら・・・・。

・カートに放り込む度、専用ソフトがアクティブウインドウになる
 おかげで専用ソフトとIEをAlt+Tabでいちいち切替ながらの操作が必要に・・・・・
・カートには、一度に20曲しか入らないらしい
 もうビックリです。IEの方でカートに入れる操作をしても、ソフトの方では追加されません・・・・・。おまけにエラーメッセージ無し・・・

しょうがないので20曲分をとりあえず購入手続きして、楽曲のダウンロードをしながら続きをカートに放り込もうとしたら・・・・・

・楽曲ダウンロード中は、カートへの追加が出来ない
 「ブラウザと連携が取れない状態です」等というエラーが・・・・・・

バカかお前は・・・・、と思いながらもダウンロード終了を待って続きを操作。

やっと2/3くらいを終えたので、ちょっと聴きながら続きを終わらせるか、と思ったら・・・・・

・大量にダウンロードに失敗している
 「いくつかの曲のダウンロードに失敗しました」みたいなメッセージは出てはいたんです。でもまさか、40曲中1曲しかダウンロードが終わっていないとは!!!! 君は何者だ?!

・ダウンロード未完了の曲は、1曲ずつしかダウンロード出来ない
 しょうがないなあ、残りの再ダウンロードを・・・・と思うと購入履歴から辿ることになるのですが、なんと!、ここでは1曲ずつしかダウンロード指定が出来ません。しかも、ダウンロード中は他の操作ができません・・・・・・。ちんたらと39曲をじわじわ操作し続けろと言うのか!

・1曲単位でもダウンロードは失敗する
 もう何が原因なのかさっぱり(笑)。しかも100%まで行ってからエラーが出ます(笑)。

しかしこれはスゴイ!
曲を売る気がないとしか思えない凄まじさではないでしょうか?

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2005.10.25

Flockを試し始めました

Firefoxから派生して生まれようとしている新世代ブラウザ、Flockを試し始めました。


Web 2.0時代の新ブラウザ「Flock」登場--イケてるトレンドを網羅(CNET)

ソーシャルブラウザ「Flock」、デベロッパープレビュー版リリース(IT Media)


まずブックマークがないです。ないというか、形を変えています。

del.icio.usという、ちょっとはてなみたいなブックマーク共有機能を利用して、ネット上にお気に入りを保存し、かつ公開出来ます。

RSSリーダーとしても動きますが、この動きがなかなかいいかも。

いろんなサイトをまずはお気に入りに登録して、それをグルーピングして、グループのRSSを見ると、例えば日付別に複数サイトの記事がまとめて読めます。これはいい感じ。

blog投稿機能も内蔵しています。これはそこからのポストテスト。


このところ極めて多忙で、スケジューリングしないとblog更新の時間すらないという感じですが、ツールが進化すれば時間をひねり出せる力が少しは増すかも・・・・。


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2005.09.29

おい日経! 「すべてのインターネット・ユーザー」って誰よ?

あ、この記事ちょっと無神経。

ニフティが音楽配信事業に参入、1曲105~270円(日経BP)

ふーんと思い読むと、次のようなとてもヘンな記述が。

同サービスは、すべてのインターネット・ユーザーを対象に提供する。対応OSは、「Windows XP Professional」「同Home Edition」「Windows 2000 Professional」。楽曲の支払いには、各種クレジットカードやプリペイド式電子マネーが利用可能。

ああん? 「すべてのインターネット・ユーザー」対象なのに、「対象OS」がWindowsだけってどういうことよ?

元となったであろうニュースリリースを見てみる。

インターネット音楽配信サービス 「MOOCS(ムークス)」を開始
 ~ SD-Audio(AAC)対応の携帯電話などでCD音質の音楽を再生 ~
(Nifty)

こちらの中では、

 当社の@nifty会員に限らず、全てのインターネット利用者が、各種クレジットカードや「WebMoney」、「Mobile Edy」などのプリペイド式電子マネーを利用することで楽曲を購入できます。

という文脈で「すべてのインターネット利用者」という言葉が出てきます。なるほど。これなら意味は分かります。

本当は、「すべてのインターネット・ユーザー」なんて言葉を使いたければ、Macは元よりLinuxを含めたUnix、BeOS改めZeta、日本が誇るマルチリンガルOSである超漢字など、要はインターネットに繋がる全ての環境をサポートしてくれなくちゃ。

今回は日経の記事があまりに無神経だと思う。ニュースリリースの文脈とは違うし、あの位置にあの言葉を使うのは極めて不適切だろう。

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