グルメ・クッキング

2004.01.08

焼酎の売上が清酒を越えた!

焼酎出荷量:初めて清酒抜く 03年 (毎日新聞)を見て驚きつつも、本格焼酎が根付いたことを非常に喜ばしく思う。かなり虐げられてきた歴史を持つ焼酎だが、ようやくその真価が認められたことが嬉しい。

もう20年以上前に出版された、「ほんものの酒を」(三一書房)という本がある。ウイスキー、ビール、日本酒、どれも巷に出回っているのはニセモノばかりだ!、という告発の書だ。バブル崩壊後の日本では、なんとなく"本物志向"へと進んできたようにも思えるが、一方でファーストフードも隆盛を極めたのだから、ことはそう単純ではないのだろう。

私も昨年は本格焼酎ばかり飲んでいた。どの酒と較べても、翌日の体調が一番いい。また銘柄ごとに全部味わいが違うというあたり、お茶に近い感覚である。

願わくば今年も焼酎蔵には頑張って欲しいものだが、どうやってもそうそう大量生産出来ないところが特徴でもあるので、なかなか悩ましい。

ところで、毎日の記事で、日本酒陣営の方の悔しがり方がなんかずれてて面白いですね~。

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